「語って」いるが、半分以下な国立大学、医学部、勉強法

ブログや書籍で、医学部の受験のことを言っている人はけっこういます。
しかし、とくに国立大学を志望している場合の勉強の仕方について一知半解な説が多いです。一部にしか通用しない勉強法なのに、「(医)はこれでいける!」と書いている人が多いです。
そういう論者の書いているものは、センター試験の話が多すぎます。とくにブログだと。
しかし実際の入試の配点は地方の国立大学でも、医学部では、センター・二次の配点は、500点:500点、または500点:700点。
こんな感じです(概数です)。
ということは勉強法としてセンターのことばかりでは総点の上で「半分以下」についてのことだけで終わってしまっているわけです。
さらにセンターはそれくらいに圧縮されるわけです。そして「二次の素点」はセンターの総点「以上」。ああいった「センター試験・最重要視」の方針だと受かっても「地方国公立」大学までです、旧帝大(医)に受かる可能性はほぼゼロです。またああいったセンター試験至上主義」でいくと二次試験レベルの得点能力が上がらないので、模試での判定が上がらず、その結果、国公立大学医学部受験を断念、これもありえます。
センター試験はあくまでも「第一関門」です。そしてセンターの得点は「圧縮されます」。
なお、問題になってくるのは実は英語です。理系、医学部を志望している人はどうしても英語の勉強の仕方が軽くなります。しかし、国立大学の2次試験は「記述式」そして英作文もわりと出ます
勉強法との兼ね合いで、理系だとどうしても数学、物理、化学に時間をかけることになります。しかし、数学、化学点数がブレるケースもけっこうあります。特に数学は「強くても」出た問題で点数が大きくブレることもあります。(東大の理系受験生でもそうです。)また化学も、「変な問題」「意地の悪い問題」が出て、点数が伸びない、もわりとあります。
ですから、英語をあまりにも軽く扱って、数学、化学、英語がぜんぶふるわなかったとなると不合格一直線です。
英語の勉強の仕方、勉強具合によっては国立大学の二次試験で、「素直な問題ばっかりだな」→記述式ちゃんと採点されて英語実はいまいちな点数になって、ビハインド
英語でも差をつけられる。この展開も十分ありえます。
医学部の志望者の英語の勉強の仕方に関しては、東大、京大、阪大、東京医科歯科大を受けるのかどうか。それが違いをうむ面があります。
この4校を受けるなら、「センター至上主義」勉強法が言っていることとはかなり違い、最終的には傾向対策が相当に必要となってきます。
*当ブログの
筆者の略歴一橋大学・卒。(東大・理2再受験合格。進学はできず)プロ家庭教師。講師歴駿台予備校、医学部専門予備校、など。合格実績阪大(医学部・医学科)名古屋大学(医・医)東北大学(医・医)九州大学(医・医)、東大、京大など

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