「科目の重要度」の話をします。
たとえば、関西の名門一貫校は中学入試で「社会を課しません」。灘中、甲陽中。社会が試験科目に「ない」。
「12歳まで社会をやってなくてもいいですよ。」
灘中、甲陽中などはこうです。関西では名門中学は社会科を無視している。国語も分量はあったりしますが質としてはさして重くないこともよくあります。
ですから、中学受験でさえ文系科目の重要度は低いです。
ですが、トップレベルの中学は、算数が弱いと合格はまず無理です。
算数男子という中学受験用語まであります。国語はずっといい加減。でも算数は強くて「算数で」うかる男子=算数男子 。
したがって、中学受験で学力のある人=算数の強い人です。(関西では「社会捨て」)
また大学受験でも、東大の理1志望、国立大学の医学部が第一志望で浪人している人は、ほぼ無対策で早稲田の政経や慶応の経済、商を受けたりもしています。
数学選択です。
英語も、慶応、一橋、東京医科歯科大学の入試問題の英語の本文は、平均レベルの人から見れば「かなりきつい」(エグイ)と思います。
高校入試でも開成高校、東京学芸大付属高、慶応・早稲田の付属高は、数学の問題がハイレベルです。
また公立高校受験でも、数学がいまいちのままいった人はトップ高は断念していることが多いです。
また、数学がいまいちだと、すべり止め高を落ちてしまったりもします。
慶応・早稲田の付属高の場合、入試問題の英語の本文のレベルもかなり高いです。
このように、日本で学力がある=算数、数学でハイレベルな問題を解くことのできる人。ハイレベルな英語の文を読める人。
ですので、受験関係の仕事をしていると言っていて、算数、数学の話がすくない人、計算問題レベルのことしか扱わない人。
英語の文章の話をほとんどしない人。
自称がどうであっても、「どの程度の学力の人」でしょうか?
そしてこういう人達は、国語・現代文、(歴史)の話ばかりします。
そういう人の学力・実力は?
数学の話をほとんどしない、扱っても計算問題レベルのことしか言わない。
英文を扱うことがほとんどない。
国語の話は多い。
自称がどうであっても、「どの程度の学力の人」でしょうか?
*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績;東大、京大、阪大(医学部・医学科)、名古屋大学(医・医)、東北大学(医・医)、九州大学(医学部・医学科)など。