ほんとうの高学歴にとって「やる気」問題は問題ではない。

<ほんとうの「高学歴」はやる気問題を重視しない>
いまの日本でほぼ文句なしの高学歴の人(つまり、東大、京大、(一橋)卒)の場合、
相当の割合
上位中高一貫校⇒最上位・国立大学
最上位公立高校⇒最上位・国立大学
この経路の人です。

ですので、12歳で中学受験をして上位中高一貫校に受かった。(そのあと大学受験で最上位・国立大学に合格・進学
15歳最上位の公立高校に受かった。行った高校偏差値71、など。(そのあと大学受験で最上位・国立大学に合格・進学
勉強に対する取り組みがあまくて、上位の私立中学に受かることはほとんどありません。
上位の一貫校の中学に受かった子たちは、普通の高校生より勉強しています。
12歳なのに。
小学生は、ふつうは授業がおわると日が暮れるまで校庭で遊んでいる。
または家でゲームやっている。
平均値はこういうものです。
そして中学受験をする子たちも、内面は似たようなものです。
しかし、「遊びたい」その気持ちどおり行動してしまったら、一貫校には受かりません
受かった=克己した。(欲に勝った)
12歳で
こういうわけです。

最上位・国立大学進学者のもう1つの層、最上位の公立高校⇒最上位・国立大学。
こちらも中学生なので、部活などがあります。
「中学での部活」は、自分より明らかに大人(中3)の先輩がいてまた定期的に大会などもあり本格的なものです。
少年サッカー団などとはだいぶ違います。
なので、その種目が好きな人にとっては魅力的です。
ですが、部活ばっかりになったら最上位の公立高には受かりません。
都道府県によっては、中1~中3の内申点が一定以上でないと受けるのさえNGだったりもしますから。
ですので、最上位の公立高校に受かった人達部活ばっかりにならず中1から内申点かなり高いものをとり続けた人達
(そして偏差値71などの最上位公立高に受かった

12歳や15歳でこういう風に「遊びだらけ」「部活だらけ」にならなかったちゃんと克己できた人達なわけです。
そういう最上位・国立大学合格者が、「やる気問題」を大きな問題と思うのはほとんどありません
なぜなら、15歳のときに(早ければ12歳で)気持ちの問題、「やる気」問題はほぼ解決できてしまっているので。

したがって、「自分はすごい高学歴」といって大学受験の勉強法のことなどで語っている、その人が何回も「やる気問題」のことを言う
そういう人達がいるのですが、あれは不自然ですほんとうに「高学歴」なら、これまで書いてきたような経歴でその人はきたはず。つまり「やる気」問題なんて解決済みの人達のはずなので。(不自然)

 

当ブログの筆者略歴
一橋大学・卒。(+東大・理2再受験合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師。
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績東大、京大、阪大(医学部・医学科)名古屋大学(医・医)東北大学(医・医)九州大学(医学部・医学科)など。

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