「中堅私大でOKでしょ」「GMARCHでOKでしょ。」それは危険です。就活、就職、学歴。

就職のときにほんとうに「売り手」市場ならなんとかなります。
ただ、売り手市場というのは、
・経済発展の最中で、人手がとにかく必要。
バブル経済期のように、実体経済も強い、物価上昇、金余り状態。ちょっと商品つくって営業かけたらどんどん売れる。

基本的には経済の状態が上記のどちらかのときです。
それ以外は、就職、就活は「売り手市場」「にはなりません」。(そんなには人手はいらないので)
いまの日本は、(中国のような)経済発展の最中でしょうか?
いまの日本は、バブル期のような、物価がどんどん上がっている、地価もものすごく上がっている、商品を出せば売れる、そういう時期でしょうか?

企業が「そこそこの経歴の人だったらどんどんほしい」、そう思うような「売り手市場」になる条件は、上記の2つです。
いま日本経済はそうですか?

その状態で、中堅私大、GMARCHにいって、「企業は人と能力を見るべきだ」「学歴フィルターなんておかしい」。
そう思って就活したら、どんどん切られます。どんどん落とされます。

就職の時期になると企業にはプレエントリー、エントリーなどでものすごい数のものが来ます
企業からすると、プレエントリー、エントリーの処理をしてもお金は来ません。売り上げにはまったくなりません。
じゃあどうするでしょう?
速く処理をしようと考えますよね。
では、売り手市場でない状況で、ものすごい数来ているプレエントリー、エントリーのものを企業が速く処理するには?
ていねいにESなどをみていたら、いつまでたっても終わりません。そしてその作業はやっても企業にとって売り上げにはならない(お金にならない)ものです。では「どうするか」
究極は、学歴の欄の最後(最終学歴)と、資格・実績関連の欄、それだけみて「ポイ」。その2~3欄が弱いESは、即捨て
そして企業の本音は、早慶旧帝大一橋東工大がほしい、です。

売り手市場でない、いまの日本で、中堅私大(GMARCH)に行って、「企業は人と能力を見るべきだ」「学歴フィルターなんておかしい」。
就活のとき何が起きますか?

(以前でも、私立大学だと就活で接触した先130社東大一橋だと20社~30社、それで内定がきて就活終了。そうなっています。)大学(一橋)の先輩・同期で「聞いたことない会社」になった人は2%くらい、つまり、一橋大学のときに周りにいて、私が知っている人はその97%以上が有名企業に就職しています。アプローチした会社は20社~30社一橋の場合はそれで有名企業に就職が決まっています。仲のよかった同期第一生命にいった人が多かったです。サークルの先輩は、住友商事日本興業銀行(当時;現みずほ)に行った人が多かったです。(社会学部から都銀もけっこういました。)

当ブログの筆者略歴
一橋大学・卒。(+東大・理2再受験合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師。
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績東大、京大、阪大(医学部・医学科)名古屋大学(医・医)東北大学(医・医)九州大学(医学部・医学科)、筑駒中、開成中学、麻布中、駒東中など。