@@@は全問やるものではない、辞書的なもの?大学受験、問題集、参考書、勉強法。

大学受験の問題集、参考書について、「@@@は全問やるものではない、辞書的なもの」などと言う人達がいます。
そして、物理の厚めの問題集を、「ぜんぶ解くものではない、辞書的なもの」と言っていたりします。
それだと、慶応大学・理工、東北大学・工学部も落ちます。
比較的上位の理系で、物理が(それなりに)仕上がっていない人というのは少ないです。
理系のまあまあ上位は、「物理は取れるだろう」という状態で入試を迎えます。
そうなるには、(本の重量、問題ともに)「重い」物理の問題集を「辞書あつかい」で解ききっていない、では無理です。
厚い物理の問題集を解ききって、「分かった」とならないと無理です。
したがって、物理の厚めの問題集を「全問やるものではない、辞書的なもの」⇒物理がぜんぜん仕上がらない⇒慶応・理工、東北大・工も無理、落ちる。

こうなります。
そのランクにいるそのランクを教えている、そうなら理系のまあまあ上位で「物理がそれなりに仕上がっていない」人は少ない、それを見ているはずなんですが。
また、理系のそれなりに上位で、定評のある物理の厚い問題集を「辞書だ」といってかわしたりつまみぐいで済ます人はかなり少ない、それも見ているはずなんですが。
そんなことをやったら、慶応・理工、東北大・工も落ちます。)

また、「実況中継」シリーズのことも、「辞書的なもの」などと言っていたります。
「実況中継」シリーズ、とくに日本史、地理は実際に使っていれば、「軽く読めるわりにはポイントが頭に入る」こう感じるはずです。
そして、実際に使っていれば空き時間に読んでいます。
(例題はありますが、全体として軽く読めるものなので。)

「実況中継」シリーズのことも、「辞書的なもの」などと言っている人もいますが、実際に使っていれば「実況中継」シリーズは、軽く読めるから空き時間用、です。
実際に使っている人は空き時間に読み全部読んでいます

*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績;東大、京大、阪大(医学部・医学科)名古屋大学(医・医)東北大学(医・医)九州大学(医学部・医学科)、筑駒中、開成中学、麻布中、駒東中など。

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