実戦模試、オープン、大学別模試を受けた直後、どうするか。

多くはないのですが、東大実戦、東大オープン(京大、一橋、東工大)のあとは、ストレス発散を重視し、勉強はしない、
そういうことを言う人がいます。
それはかなりもったいない、「まずい」ことをしています。
そのランクの大学になると二次試験はほとんど記述式です。
そして頭を使います。
英語にしても、和訳問題、要約問題などで「訳語をどうするか」「どこを採用して、どこを捨てるか」、そういうことを学校別模試でもかなり考えます。
数学では、解けそうだけどとモヤモヤして進まない。まずい解法ではないがある点からなぜか進まない。
学校別模試でも、受けている最中にこういうことを考えます。
しかし日が経ってしまうと、とくに英語、現代文、地理・歴史、数学などは模試の最中に迷ったことがクリアーではなくなってしまいます。
つまり「なにがよくなかったのか」「どこが足りなかったのか」それをクリアーに省みる、それが1日完全に置いてしまうとできなくなります。
とくに、英語、現代文、地理・歴史、数学。
また、頭を使って受けた直後に一番うまくいく解法、ベストな答えをみると「ああ、そうか!!!」とインパクトがあります。
つまり記憶にも残りやすいです。

しかし、東大実戦、東大オープン(京大、一橋、東工大)のあとは、ストレス発散を重視し、勉強はしない。
そういうことをすると、クリアーに省みるという一番よい成長のチャンスを失います。

(2019年11月05日、07:47記載)

*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績;東大、京大、阪大(医学部・医学科)名古屋大学(医・医)東北大学(医・医)九州大学(医学部・医学科)など

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