「数学はとくに定型問題・標準問題だけ繰り返せ。定型問題が100%解ければ基本的にどこでもうかる」
ダウト。
それでは
・東大、京大、東工大、一橋(*文系もふくむ)
・早慶の理系
・早慶の文系(数学受験)
・ある程度のレベルの私立の医学部(東京医大、昭和大学・医学部をふくむ)
・中位以上の地方国立大学・医学部
・筑波大、横国がちょっと難化したとき(文系もふくむ)
上記に受かりません、落ちます。
「英語は、単語、熟語、文法、長文などジャンルをわけて、ジャンルを埋めていけ。」
「長文は、やりなおしよりいろいろ解くのを重視しろ。」
多重にダウト。(ぜんぶダウト)
まず文法というのは、文法問題に正解するための「文法」と正しく読めるようになるための文法があります。
そして日本の英語教育における「文法」というのは大正時代くらいから変わっていません。
正しく読めるようになるための文法とは別物のままです。
特殊な型などを抽出して、それを覚える。
「クジラ構文」とか。
あれはかなり昔からあります。
(「クジラ構文」は化石です。)
「英語は、単語、熟語、文法、長文などジャンルをわけて、ジャンルを埋めていけ。」
英語に関して真剣な指導者はもうそんなことはやっていません。
(やっているときの負担感をさげるために、穴埋め方式にしたりというのは一応はあります。)
ジャンルに分けるのは、はっきりいって問題集などを作って売っている側の都合です。
例えば「文法**900円」、「単語***800円」、「長文****1000円」、「英作文***用1000円」
全ジャンルやらないとなあと思ったら、この全ジャンル買うことになるわけです。
そうやって、分野を分けて、いっぱい買わせる。
英語教育に真剣な指導者などは、ジャンルにわけてとはもう考えていません。
英語を分野にずっと分けて学んでいくのは、むしろ効率は下がっていきます。
かけている時間のわりに、伸びが悪い。
出来も安定しない。
(英語教育に真剣な指導者などは、ジャンルにわけてとはもう考えていません。)
さらに、英語の場合、市販の問題集がものすごくいいというのはほとんどありません。
なぜかというとまず、著者の問題があります。
市販の英語の問題集などの著者は
・学校の先生を引退した人
・英語関連のフリーライター
市販の英語の問題集などは、著者がこういう人であることも多い。
問題集の著者が、大手予備校の講師のこともあります。
ただその場合でも、もし予備校講師が書いた市販の問題集に「ものすごくいい内容を載せたら」どうなるか。
市販の2000円未満のそれをやっていればそれでOK。
読者が予備校にこなくなります。
大手予備校の講師が、そんなことをしますか?
(したがって「ものすごくいい内容、ベストの内容」を、予備校講師が市販の問題集に載せるということはない。)
けっきょく市販の英語の問題集はほとんどの場合
著者が、学校の先生を引退した人。
著者は、英語関連のフリーライター。
読者が予備校に来なくなってしまうようなことはない程度の内容。
つまり、ベストの内容は市販の問題集には書かない。
このどれかになります。
「市販の標準問題集を何周もして100%にすれば、どこでも受かる」
そうですか?
*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学は親にとめられた。)プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用の英語の教材をいろいろ作りました。月4回で月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。
2020年入試、合格実績。(わたしが担当した生徒さんに関して)
東北大、医学部、医学科。合格。
東大、文2。合格。
東大、文2。合格。
開成中学。合格。