共通テストの配分、基準にご注意ください。11月、12月、東大、一橋、早稲田を志望している人が実際にやっていること

東大や一橋など国立文系最上位の場合
共通テスト対策もしますが、共通テスト対策に「全振り」はしません。
それをやると、二次の数学、自由英作文、読解・和訳問題の出来が危なくなるからです。

まず数学に関しては、共通テストでは、計算がほとんど不要な問題もわりと含まれています(特に数1A)
また、共通テスト(試行問題)では、答えの式・値が選択肢で与えられている問題もあります。
では、2次試験の数学はそうでしょうか?
2次試験と共通テストでは数学の問題の質がかなり違います。
二次では、数学で着想、方針の適切さ、立式、立式後の計算の工夫、条件の整理、論証が問われます。

したがって、いまの時期、共通テスト対策に「全振り」すると、2次試験の数学での得点力が落ちてしまいます。
ですから、共通テスト対策に「全振り」はしません。

また、東大、京大、東工大、一橋志望の場合は、「足切り」回避だけでOKです。
東大、京大、一橋では二次との合算では共通テストも点数はかなり圧縮されます。
(*なお東工大は、共通テストでも足切り以外は点数を見ません)
そのため、東大京大東工大一橋志望の場合は共通テストもただの足切り回避ゲームです。

(ちなみに大手予備校は、得点率はこの層でもセンターと比べて数%落ちると予想しています。)

*変動がありそう、要注意なのは、東北大学北海道大学、横浜国大、埼玉大学筑波大学などを志望する場合だと思います。

次に英語について、いまの時期、共通テスト対策に「全振り」すると二次試験の自由英作文の出来が落ちる、和訳問題の出来が落ちるリスクがあります。
共通テストの英語「わざとらしいありがちな英文(ポスター、手紙)が多めに出て」「答えは選択式」
(早稲田の人科の易化バージョン、文法ぬき)

二次試験の本文はそのレベルでしょうか?
また、英作文は演習を途切れさせると、書くスピードが落ちます。
さらにそもそも英作文で「書くこと」を思いつくのに時間がかかる、そのレベルに戻ってしまいます。
二次試験では英作文は「自由英作文」のことが多いですから。
まず「書き込むこと」を日本語で考える、次にそれをきちんとした英文に変換する、ですが演習を途切れさせるとここにかなり時間がかかる、そのレベルに戻ってしまう
したがって、上位国立大学志望の場合、いまの時期共通テスト対策に「全振り」すると、二次試験の英語の出来が落ちるリスクがあります。
ですから、共通テスト対策に「全振り」はしません。

以上のように、この時期、共通テスト対策に全振りは危険です。
また、ネット動画では「これで共通テスト8割」
その話が多いですが、これも基準としてはリスキーです。
「8割」を基準にしていると実際には得点率「72%」などになったりします。
こうなると、地方旧帝大出願さえリスキーです。
筑波大学横国きびしい、となってしまうでしょう。

ネット動画の「これで共通テスト8割」
それは基準としてはリスキーです。
その基準だと実際には得点率「72%」などになったりします。
こうなると、地方旧帝大には出願さえ危険です。
筑波大学横国もきびしい、となってしまいます。

当ブログの筆者の略歴
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格 。*再入学は親にとめられた。)
プロ家庭教師。
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。

ネット指導用英語教材いろいろ作りました月4回月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。
<当家庭教師センターの2020年入試での実績>
東大、理1(48名)合格。
東大、理2(11名)合格。
東大、文2(18名)合格。
東大、文3(8名)合格。
国立大学、医学部、医学科=52名(実数)合格。(旧帝大を含む)
早稲田大学
262名合格。(2020年入試での合格者数)
(*複数学部合格をカウントしています。)
慶応大学
173名合格。(2020年入試での合格者数)
(*複数学部合格をカウントしています。)
ネット指導用英語教材いろいろ作りました月4回月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。