マイナビは、何回か「大学への入学方式と就職の内定率の関係」を調査しています。
その結果
2014年卒
一般入試:内定率60.1%
推薦入学:内定率53.8%
AO入試:内定率45.9%
2015年卒
一般入試:内定率60.1%
推薦入学:内定率51.6%
AO入試:内定率43.6%
一般入試とAO入試組のこの内定率の差。、
これはもう、AO入学組は、就活で結果を「出していない」といってかまわない状況です。
「16卒の慶應生です。」と名乗っている方も次のように体験談をおっしゃってます。
「ある上場企業の面接官の方が「入試形態はある程度見ている。」という風におっしゃっていたことが印象に残っています。」
「確かに某総合商社、ゼネコン等では一般入試、内部進学、AO入試、指定校推薦とエントリーシートの欄にチェックを入れる項目があったように覚えています。」
2020年のESにも事実次の画像のようなものもあります。
「必須」「大学入学時の進学方法をご選択ください」「一般受験、指定校推薦、AO入試、内部進学、その他」という欄がある。(2020年の某社のES)
マイナビのはそれなりの人数の人について調べた「調査結果」です。
一般入試の内定率は約60%
AO入試の内定率は約44%
受験関係者、自分は塾経営者だと言って「大学の入り方で、就活の結果に差が出るなんてないですから」みたいに言っている人たちがいます。
情報収集してないんでしょうね。
また、日本の大手企業に勤めている友人がいないんでしょうね。(もしくはすごく少ない、変わった会社の人しか友人にはいない、とか。)
正直感触ということでは、わたしは大学の同期などから前から聞いていました。
大学の同期はその多くが「子供でも知っている企業」に勤めています。
そんなわたしの友人たちからは「年度によっては、大学にどういう方式で入ったのか書かせたり聞くことに決まったりしてるよ」とも聞いています。
わたしの大学の同期などからは
会社の中で使えない人として
・日本の大学を出ておらず、「外国の大学」出身。
・AO入学。
・付属高出身者
このどれかのことが多い、そういう傾向も前から聞いています。
上記の経歴の人は、基礎能力が不足していて、協調性がなく、自信はもってしまっている。
「使えない」情報が集まってくれば、会社に入れる段階で「選別して」落とそうとするのは民間企業としては当然の動きですよね。
AO入試のことをやけに肯定的に言う塾経営者。
(事実を把握していないという問題点がまずあります。)
その塾の生徒がAO入試も受けてくれると、「塾にとっておいしい」だけです。
「だから」そういうことを言うのです。
AO入試と一般入試を両方塾生が受けてくれると、受験機会が2倍になる、「@@大学合格!」と塾が言える可能性が上がる。
ただそれだけです。
しかし仮にAO入試で入ると
就活内定率は約44%
一般入試の人は60%超なのに。
「大学の入り方で、就活の結果に差が出るなんてないですから」みたいに言っている受験関係者、塾経営者たち。
事実をおさえていない。
塾長には、日本の大企業に勤務している友人がいない。
(いれば、私のように「その傾向」は友人たちから前から聞いているはず。)
AO入試と一般入試を両方塾生が受けてくれると、受験機会が2倍になる、「@@大学合格!」と塾が言える可能性があがる。
それを考えているだけ。
しかし仮にAO入試で入ると
就活内定率は約44%
一般入試の人は60%超なのに。
(インチキ塾の「営業トーク」にご注意ください)
<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。
259人中。
東大、87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
*東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)を含む。
早稲田大学:267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
*慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。*進学したのは2名。進学しなかった人の「進学先」:東大・理1=5名。東北大学・医学部=1名。
一橋大学、11名合格。東工大、10名合格。