ネット動画、「超高学歴、指導者」言っていることが・・・(東大、京大、早稲田、勉強法)

「自分は京大卒、東大卒、運動部だった。」
「国立志望で、2月に私立大を受けて落ちても、精神的に負けないで」
「高3でも夏まえから本気になれば受かる」
「高3のいまから(7月から)でも、一日@@時間やれば受かる」
こんなことをネット動画で言っている人がいます。
参考になりませんね。
また高学歴の場合は、スポーツなども、精神論にはしません。
たとえば、わたしがいた高校はそれなりの進学校でしたが、ラグビー部があと2勝してたら花園になっていました。
クラスにわりと仲のよいラグビー部員がいました。
彼が言っていたのは「うちは、フォワードで対抗はできない。守備を強化している、それで相手のペナルティーねらいで、ペナルティーキック起点での得点ねらいだよ」
そういったことを言っていました。
また余所の学校になりますが、開成高校の野球部は「自分たちは野球名門校と正面からは無理。だからピッチャーはとにかくフォアボールだけはしない。あとは、自分たちが出塁したときに内野安打、相手のエラーでもいいからランナーを進める、ためる」と言っていると聞きます。
このように進学校の場合はスポーツのときでも「気持ちで負けない」なんて言わないわけです。
自分たちの欠点、無理なところを冷静に把握する、そして「できる戦略」を考える。
「気持ちで負けない」なんてことは言わない。

「自分は京大卒、東大卒、運動部だった。」
「国立志望で、2月に私立大を受けて落ちても、精神的に負けないで」
「高3でも夏まえから本気になれば受かる」
「高3のいまからでも、一日@@時間やれば受かる」
こんなことをネット動画で言っている人たち。
変じゃありません?
高学歴+運動部の特徴と言っていることがまったく一致してない。
「気持ち」でとか「本気になれば」勉強時間の話のみ)つまるところ(ただの)精神論ばかりになっている。

高学歴+運動部だったら、上に書いたように「無理なところを冷静に把握する、その上で「できる戦略」を考える」。

ただし大学受験で、リードできる科目が1科目もないのはきついです。
それがつづくと落ちることの方がかなり多くなってしまいます。
ネット動画で大学受験への勉強のことを言っている人たちの、参考書レビューあの基準では「リードできる科目」は形成されません

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<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。

259人中。
東大87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)含む。

早稲田大学267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。*進学したのは2名。進学しなかった人の「進学先」:東大・理1=5名。東北大学・医学部=1名。
一橋大学、11名合格。東工大、10名合格。

当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学は親にとめられた。)
プロ家庭教師。
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用英語教材をいろいろ作りました。月4回で月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。

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