どうやっても正当化できない、英作文例。(「指導者」が書いたbroken短文)

ある指導者が、「英語文法解説」といって、次のような英文を書いていました。
I like a dog that you like.

しかしこれは間違い。

あなたが好きな(その)犬をわたしは好きだ。
この意味で、a dogはNGです。
(*つねに減点されます。)

「あなたが好きな」「特定の」(「その」)犬だから、the。

正しくは
I like the dog that you like.

その「指導者」が書いた誤答のように、a dogと書いたときは、「犬という生物(種)」という意味合いになってしまう。
「生物学的に、犬一般」の意味になってしまう。
「あなたが好きな」「特定の」犬、にはならない。

さらに、日常語で「犬が好き」の場合は
I like dogs.
こうなることが多い。

つまり
I like a dog that you like.

これはどう解釈しても間違いです。
犬というものが好きだったら、(正しくは)dogs
あなたが好きな犬だったら、特定のその犬だから(正しくは)the dog
(a dogと書くのは、A dog has ~.という生物学的視点で言っていて、事実の話、そういう場合に主語としてくらいしか出てこない。)

以上のように、ある指導者が、英語文法解説といって書いた

I like a dog that you like.

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これはどう解釈しても間違いです。

(やはりメルカリ京大ですね。「学位記入れ」をメルカリで買っただけの人。)

(なお、早い段階で「倒置」を扱う講師も、古臭いこけおどし講師です。倒置が分かっているかどうか「勝負」が決まることなんてほとんどありません。)

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<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。

259人中。
東大87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)含む。
早稲田大学267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。

当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学はできず)プロ家庭教師。
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用英語教材をいろいろ作りました。月4回。費用は、数学・物理=月額で最高でも14000円。英語=月額で最高でも7000円です。(週1回x4回の場合)
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