大手予備校は、この数年、動きが遅いです。
たとえば、共通テストのフルサイズテスト形式の問題集について。
8月くらいまで、大手予備校は、共通テストのフルサイズテスト形式の問題集を出していませんでした。
共通テストは、対策が不十分だったら、「足切り」です。
にもかかわらず、8月くらいまで、大手予備校は、共通テストのフルサイズテスト形式の問題集を出していませんでした。(作問能力が落ちているのでは?)
これは1つには、大手予備校にはボス講師がいる、これが関係しています。
さらにそのボス講師たちが50歳過ぎの中高年である、それも関係しています。
年齢的、肉体的、精神的に、もう老人に近づいていっている。(だから大手予備校の「ベテラン有名講師」は、「新しいこと」をやる気にならない。)
これも関係しています。
さらに某予備校の場合、英語、数学、物理のベテラン有名講師はそもそもは「大学の常勤講師以上になりたかった人」、こういうことが多い。
つまり、「予備校講師なんて」と英語、数学、物理のベテラン有名講師自身が思っている。(中でこれはけっこうみました。)
したがって、ベテラン有名講師というのは、
「本当は大学の常勤講師以上になりたかった」
「予備校講師なんて」
50歳オーバーの中高年。
こういった人たちがいまの入試傾向に合わせた、新作問題、(たくさん)作るでしょうか?
*大手予備校は、共通テストのフルサイズ問題集を、2021年8月くらいまで、出しませんでした。
(「まだ出さないのか、まだ出さないのか」と思ってました。)
共通テストは、対策が不十分だったら、「足切り」なのに。(予備校の作問能力落ちてる?)
また、共通テストについてだけではありません。
2021年、大手予備校は、大学別模試問題集についても、動きが遅いです。
数学・英語などの基幹科目について出していなかったり(極少部数しか出していなかったり)します。
つまり大手予備校は、共通テストに関しても、フルサイズ問題集を出すのが遅い。
共通テスト対策が遅い。
さらには、東大、京大、東工大、一橋などの2次試験対策のものも出すのが遅い。
(それで、予備校に乗っかっていって、どうやって受かるのでしょう?)
また大手予備校には、普段のカリキュラムにも問題があります。
たとえば英語。
まさに文法の授業が多い。
(空き時間に「英文法問題集」やっていればそれでいいようなもの。行く時間をかけて、「授業」でわざわざやる必要ある?)
「自由英作文」は、高3の秋あたりにならないとちゃんとはじまらない。
「クジラ構文」をまだやっている。(「クジラ構文」は大正時代(?)の英語参考書にもあったようなもの。化石。)
中高年の有名講師が「ボス」講師化しているので、根本的なカリキュラム改訂なんてぜんぜん実施されないんです。
(中高年の有名講師=「ボス」講師、おじいさんに近くなっていて、自分がやる気ないからやらない)
その結果、大手予備校の英語の授業は
まさに文法の授業が多い。
「クジラ構文」をまだやっている。(「クジラ構文」は大正時代(?)の英語参考書にもあったようなもの。化石。)
「自由英作文」は、高3の秋あたりにならないとちゃんとはじまらない。(早稲田落ちますよ)
また、大手予備校は、「在籍者数」を言いたがりません。
「在籍者数」が分かったら、同時に判明することは?
「合格率」。
大手予備校は、合格率を出されたくないわけですね。
<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。
259人中。
東大、87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
*東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)を含む。
早稲田大学:267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
*慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。
当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学はできず)プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用の英語の教材をいろいろ作りました。月4回。
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