レベルの高い国立大学を受けるに際して、「合格最低点をちょっと（ギリギリ）越える想定」
この戦略はリスキーです。
基本的には落ちることの方が多いです。
たとえば、東大・文系受験で、「２次で２６０点取る想定」（それで最低点は越える想定）。
そう考えたとします。
「その作戦では」ほとんどの場合２６０点は取れません。
説明をします。
まず一般的にテスト、として考えます。
おそらく、このブログをお読みの方はほぼ全員がこれまでに、なんらかの標準的なテスト、基礎的なテストを受けたことがあると思います。
そして「かなり出来た。間違ってるのある気がしない。１００点かも」
こう思ったことのある人もいらっしゃると思います。
では、そのとき返ってきたテストが、実際に１００点だったことは何回ありますか？
だいたいが９５点あたりじゃなかったですか？（９８点～９４点）
つまり、「すごく出来た」「１００点かも」のときでも、実際には誤差が５％くらいある。
約５％の誤差で、実際の点数は落ちる。
では、そもそもの「東大・文系受験」最初から「２次で２６０点想定」の話にうつります。
（人によっては２５０点想定みたいなことを言っていたりもする）
受験間際に「東大２次で２６０点想定」。ということは、「仕上がってはいない」。
テストというのは、「１００点かも」でも、実際には９５点あたり。
東大文系受験で、最初から「２６０点目標、想定」
つまり「仕上がってはいない」。
その場合、誤差が５％で済むでしょうか？
「誤差」は５％ではきかない。
２６０点想定、２６０点は「取れない」
実際には、２３０点とかになることが多い。
＊２５０点想定の場合は、２２５点などになることが多い。
それだと東大文系の場合、基本的には「落ちます」。
なお、英語や数学で、自己採点（こころづもり）と「実際の点数」が１０％ズレるというのは、正直「数学、英語が出来るようにはなっていない」ことの表れです。
それで受かった場合は、「部分点がたまたま自分にいい方にいった」。
ということは、「採点基準」任せだった。
ちょっと考えてみると、１８歳までで「一番大事なこと」とはなにか？
おそらく大学入試でしょう。
それを「採点基準任せにする」
（戦略というより、運まかせ受験。落ちたら１２ヵ月後にしか受けられないのに。）
そういえば、２０２２年受験だったわたしの生徒さんは、お２人とも、東大のG1です。（＊G1というのは、東大の２次試験の英語で、得点が上位１０％以内だった人のことです。１年生の前期の場合。東大では、学生にはそれが分かるようになっています。）（たしか上位１０％という基準だったと思います。）２０２２年受験だったわたしの生徒さんは、お２人とも、その「東大のG1」です（英語。２次試験の英語の点が上位１０％以内ｘ２人）。
＜２０２２年受験・生徒さんの「進学先」詳細＞
東大・京大・一橋・東工大 に進学。
計１１１名（２３８名中。うち東大＝９５名）
国立大学・医学部・医学科へ進学（旧帝大・医・医をふくむ）
計５８名
旧帝大に進学。（東大、京大をのぞく。医学部を除く）
計２８名
早稲田大学に進学。
計２３名
（＊「合格者数」の方は、複数学部合格をカウントしています）
（＊国立大学にも受かったので、進学はしなかった生徒さんも多数）
慶應義塾大学に進学。
計１１名
（うち、医学部・医学科、３名）
（＊「合格者数」の方は、複数学部合格をカウントしています）
（＊国立大学にも受かったので、進学はしなかった生徒さんも多数）
（２３８名中、２３１名が、早稲田、地方旧帝大以上に進学。旧帝大・医学部、国立大学・医学部を含む。）
わたしのネット指導（英語）の
生徒さんの受験結果２０２２年。
ネット指導、受験生は全５名
東大・理２合格。
東北大学・医学部・医学科合格。
神戸大学・医学部・医学科合格。
東大・文３合格。
一橋大学・商学部合格。
（わたしのネット指導・英語）
費用は、（月４回）
毎月お支払いの場合９９００円/１ヶ月
＊これでも、
大手予備校の現役コースの半額以下。
６ヶ月おまとめお支払いの場合、
割引があり
５万円/６ヶ月。
＊大手予備校の６０％引きのお値段。
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gmailの「捨てアドレス」でけっこうです。
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わたしのネット指導（英語）は
・ただの穴埋め文法問題はやりません。
・早いうちからある程度本格的な英文を
正しく読み取れる練習・指導を重視。
＊本文レベルははやい時期でも
埼玉大学や早稲田（商）よりは上。
・英作文、自由英作文に力を入れています。
＊自由英作文の予想問題も扱います。
基本的にオリジナル教材。
採点、添削もします。
（月４回）
当ブログの筆者の略歴；
一橋大学・卒。（＋東大・理２、再受験で合格。＊再入学はできず。）
プロ家庭教師。
講師歴；サピックス、駿台予備校、など。
