GMARCH文系は、「標準レベル」＋「暗記」と思っている指導者。
GMARCHの歴史対策に「通史」はいらない、と思っている、そう言っている指導者。
皆さんは、そういう指導者のお客さんになる必要は（全く）ありません。
GMARCHの日本史の入試などを作っているのは、大学教授です。
「歴史学の研究者」が、重要だと思っていることを出す。
大学は違いますが、一橋の日本史などは難しいとよく言われます。
受験生からすると日本史の問題が難しいと感じるときは、出題が一橋であれ、明治大学であれ、「難しい」になる原因はほぼ同じです。
＊とくに、対処は無理なんじゃないかと感じる「難しさ」を感じるときの、原因はほぼ共通です。
「歴史の勉強」をいわばクイズとして、暗記を重視している、いわゆるよくいるタイプの（私文）受験生と、歴史学の教授とでは、日本史の捉え方が違う。
（これが原因です）
一橋はそこをダイレクトに出してくるから、受験生が「かなりくせが強く、難しい（なんじゃこれ）」と感じることが多い。
明治大学などで日本史の問題を作っているのもそういう「歴史学者」なので、GMARCHが第一志望でも、「通史」は必要です。
私大であっても、日本史の入試では「解説文」的なものも書かれています。
そして、入試タイプの１つめとしては「解説文」があり、そこに下線が引かれていたりして、その下に、問１、問５などと書かれている形式、２つめとしては、「解説文的な文章の中に空欄が（多めに）ある」形式。両方ありえます。
後者の場合は、解答用紙に空欄はある、記号選択ではない。そういった形式になります。
この形式の場合は、そもそも解説文自体が「歴史学者がいいと思っている文章」となります。
そしてそういう文の何箇所かを空欄にして、「適する語を書け」。
この形式でも、解答用紙には空欄はある、の形なので、「短答式」です。
日本史の問題としてありえるのは、例えば
それぞれの空欄に対する適語を解答欄に記入せよ。
「明治維新時と明治初期の政治的な動きにおける大きな２つの主体は、〔 〕と〔 〕と言ってよい。歴史話としては良く耳にするのは前者といえる。
たしかに前者についての記述は、活劇になりやすいため注目されやすいし、「お話」としても成立しやすい。しかしながら、江戸時代から議会制への移行に時間がかかり、また一種の政治的迷走、政治的紛糾もあったことについては
〔 〕にも責任がある。そしてこれは日本における初期の政党政治においても影を落とすこととなった。
たとえば〔 〕と〔 〕の全体が合同することはありえなかったのも、〔 〕などを中心
とする〔 〕と、都市知識人を中心とするという〔 〕色合いの違いが根本にある。」
通史いらない、式で勉強していって、こういった問題で正解できるでしょうか？、
こういった問題は、GMARCHでも十分出題がありえます。
（いま解いてみて、「あれ？０点かも」「３つしか埋まらない」みたいになった人、いると思います。それだと私大の日本史で１０点以上１箇所で失点する
ことになってしまいます。）
GMARCHの日本史に「通史はいらない」、本当でしょうか？
弊家庭教師センター、２０２３年大学入試実績。
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２０２３入試、わたしの生徒さんの結果（合計１０名。対面＋ウェブ）
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（＊旧帝大・医学部・医学科は、阪大、九州大、北大。）
弊家庭教師センター（対面のみ）。医学部実績（２０２３年入試）
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旧帝大・医学部・医学科、合格＝１９名。
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