東大レベル文系と、2次試験(個別試験)の数学のこと。
東大レベル文系と、2次試験(個別試験)の数学のこと。
以前のアベマTVの企画、ドラゴン堀江にて。
タレントなど、「TVの企画に出る+東大を受けたい」といっている人たちに、ホリエモンらがアドバイスなどをし、東大に受からせる、という企画。
堀江貴文自身もその一環として、東大を受けた。2次試験の数学で、堀江は20点(80点満点中)取れていない。つまりゼロ完。そして不合格。
当時は芸人であった、TAWASHIもトータルでは5度東大を受けているが、東大の2次試験の数学で、同じく20点取れていない年、つまりゼロ完の年がある。(5度不合格)
東大・文系、京大・文系、一橋、このあたりになると、2次試験レベルの数学がふるわないと、急に戦いが苦しくなる。
逆もしかりな部分があり、文系でも、「数学と英語が」がっちり強いと、国語が割といいかげんでもけっこう受かったりもします。
東大文系で、完答数で考えると、数学は、20点ずつ点差がつく。
新しめの塾の塾長やメイン講師といった人たちが、
「東大文系は、数学はとにかく2完か大問2つ分でよし(大問4問中)、そこを強く意識、東大文系の数学は、手法の積み上げと処理力でOK。基本的には国語、地歴で稼ぐ、地歴は、早慶みたいな知識重視とはだいぶ違うから、思ったほどきつくないし。英語は文系のそのレベルにはなること。」
みたいなことをいっていることがあります。
東大・文系、京大・文系、一橋合格者の実態、および、「そのレベルの文系で、受験がきつくなってしまう人の特徴」をあまり知らないのではないか、と思います。(東大・文系を受けにいって、数学2完が天井だと(大問4問中)、こわいのですが。)
近年のあるボリューム層は「そんなにバリバリがんばらないで、そこそこの結果をサクッと取る。これが最強」、そういう考え方だったりするようです。
受験関連の動画の再生数で稼ぐことを考えている人たちは、とにかく再生数をほしがるので、こういった「とあるボリューム層」の価値観に合わせて、ものをいいがちです。
その結果、「数学は~~でOK」と甘いことをいうことが多くなります。
(でも、実際は、埼玉大学、東京理科大、北海道大学なども、問題は難化しています。とくに数学。)
東大・京大文系、一橋レベルになると、「数学がその受験層の中では・・・」とか、「@@が出たら捨て問!」とか、「東大文系は数学2完でOK!」という考え方でいくと、「戦いはきつくなります」。