大学受験、あった話し。東大、予備校クラス、合格率、浪人、文系、余裕、合格。英語、数学。余裕合格者の2次試験の点数。取り方。
(1)(まずは、わたしの昔話で、軽く。)
いにしえの、某予備校“東大文系・本科”(浪人)で見たこと。
そのクラスは、その予備校の第一回のメジャー模試の4教科総合偏差値の平均が偏差値69オーバー。
*なぜか、この年末年始に、これを思い出しました。
成績表を見せ合いっこした人の4教科総合偏差値が、偏差値69以上の人しかいない。(@某予備校の第一回のメジャー模試)
予備校の「本科」コースにて。ということは、全員浪人。イコール前年は全員落ちてる。
(なのに)その予備校のメジャー模試の成績表を見せ合いっこした人の4教科総合偏差値が、69以上の人しかいない。
*なお、わたしは最初から、一橋大学・社会学部or阪大・人間科学部が第一志望でした。
*“東大クラス”の真下のクラスがこころもとなかったので、東大・文系志望じゃないけど、そこに入りました(そうしたら)。
某予備校の東大「本科」コース=全員浪人。イコール前年は全員落ちてる。
(なのに)その予備校のメジャー模試の成績表を見せ合いっこした人の4教科総合偏差値が、69以上の人しかいない。
*最終的な、その“東大コース”の東大合格率は40%強、でした。50%はなかった記憶があります。
*この数年後、そのうちの数人が、「東大・理2の合格発表掲示板」の前にわたしがいるのを見ることになります。「あれ、お前名前あるじゃん」。*当時の東大合格発表は、カタカナ表記のフルネームも合格発表掲示板に載っていた記憶があります。(東大文系は志望しないけど、東大・理2は受ける、という。そして受かる、という。)
(2)
とある生徒さん、某旧帝大の本レ模試(東進)を、高2で受けて、数学が9位以内。(わたしが数学も担当した生徒さん。英語と数学をわたしが担当。)*数3Cの積分が関連している大問は、白紙でしたが。それ以外ががっちり解けていたので。
高3になって、もちろんその旧帝大を受けにいき、本番では、数学全完。
「某旧帝大・医学部・医学科」に合格。
(わたしが数学も担当した生徒さん)
なお、北海道大学じゃないです。九州大でもないです。その2つではない某・旧帝大(医学部・医学科)。某旧帝大の本レ模試(東進)を、高2で受けて、数学が9位以内。(わたしが数学も担当した生徒さん)。高3になって、もちろんその旧帝大を受けにいき、数学全完。「某旧帝大・医学部・医学科」に合格。
(3)
文系、東大受験。(英語・数学をわたしが担当。)
得点開示後に、連絡をくれて、“先生、オレ、地歴片方0点だったとしても、受かってる、でしたよ(笑)”。
東大・2次・英語90点越え、数学ほぼ70点/80満点。
東大・文系は、英語・数学ががっちりできるようになると「東大の2次、地歴片方ほぼ0点だったとしても、受かってたな(笑)」になったりします。
あとは、関心事は「英語の1列、G1こないかな」、となったりします。
駒場の最初の英語の席(クラス、授業名称)は、入試で英語の点数がたしか上位10%だと、そうだと分かるようになっていて、「英語1列」とか「G1」とか呼んでますね。(東大では)
わたしの生徒さんで、英語の駒場の最初がG1だった人は複数います。(東大2次で、英語が上位10%内だった、ということ)
ある生徒さん。文系、東大受験。(英語・数学をわたしが担当。)
得点開示後に、連絡をくれて、“先生、オレ、地歴片方0点だったとしても、受かってる、でしたよ(笑)”。
東大・2次・英語90点越え、数学ほぼ70点/80満点。
![]()
「中3・高1・高2では、とりあえず旧帝大・意識・目指すのが基本」(??)
「中3・高1・高2では、とりあえず旧帝大・意識・目指す想定が基本」(??)
上位国立大・旧帝大・志望でいくのか、私大専願にするのか、そのバランスのこと。(*一部論点)
気持ち早いタイミングで、「私大のみ受験、早稲田大学・文系or慶応大学(慶應義塾大学)・文系を第一志望」、「実家の位置や親族とのもろもろから、早稲田大学・文系or慶応大学(慶應義塾大学)・文系でOk」。「早慶うかったら満足だし、大学受験の結果として、「きれい」」。
この可能性がけっこうあるという人の場合「中3・高1・高2では、とりあえず旧帝大・文系意識」は、かなりロスがあります。
早めに早慶第一志望になった場合は、多くの場合、最終的には、数学1A,2B不要。共通テストの理科・不要。漢文・事実上不要。
ところが、「とりあえず旧帝大・文系意識」でいっていた場合は、大学受験でぜんぜん使わないことになった数学1A,2Bやってる、完全不要になる共通テストの理科関連のことやってる、事実上けっきょくは不要だった漢文やってる。
ロス、相当ありますよね?
これだと、英語・地歴が早慶レベルから遠い状態で、私大のみ受験、早稲田大学・文系or慶応大学(慶應義塾大学)・文系を第一志望が実際の受験、ということになってしまいます。
国立大学上位、(地方)旧帝大志望の場合、英語は、「大事なことを外さない」、「基本的には穏当な内容・主張・書き方の英文をポイントを外さずに、適切に和訳できるか」このあたりが土台・重要となりますが、早慶志望になった場合は、「クセのある英文(書き方および話題、主張)も読めるようになっている必要がある」「マーク式の割合が高いので、最後の2択までは正しく絞れていても、違う方の1択をマークしたら0点*国立大入試だったら、60%とか点もらえていることもあるけど、早慶・私大・マークシート問題では「0点」」。英語が早慶に対してはだいぶ距離がある状態で、「早慶第一志望」に切り替えた、になってしまいます。
あと地歴ですね。
旧帝大で、2次に地歴があるところは、京大・東大、(一橋)を除いては、マニアックなことはほぼ聞いてきません。オーソドックスな話題について、抜けなく、書くべきことが揃っている形で記述式で。旧帝大・文系の地歴の基本線はそこです。しかし早慶は、世界史も日本史も、だいぶ突っ込んだこと、及び、18歳・19歳はそれにはそんなに関心もたないよ、なことも結構きいてきます(むしろ、合格ボーダー周辺で差がつくのは、それ)。
なので、「中3・高1・高2では、とりあえず旧帝大・文系意識」、気持ち早いタイミングで、私大のみ受験、早稲田大学・文系or慶応大学(慶應義塾大学)・文系を第一志望となった場合は、それまでやっていたことのロスが大きく、英語・地歴は早慶低得点状態で、「早慶第一志望」に切り替えた、になってしまいます。
(「中3・高1・高2では、とりあえず旧帝大・文系意識」は、早慶受験を分かっていないし、無責任な意見だと思います。)
![]()
いまいちな塾・ダメな塾の特徴。(その塾はやめておいたほうが・・・)
<いまいちな塾・ダメな塾>
(1)阪大(全学部)、東北大(工・経・法)あたりが、合格実績のボリューム層の1つに「なっていない」
(2)精神論の話が多い。
(3)勉強時間、勉強量の話が多い。(「総論」が多い。)
*精神論・総論が多い。言うことがきついだけの「部活のkuso顧問」みたいな。
(4)方法論(?)・めやすとしていっていることが大きくブレる。
「数学は解法暗記で、相当のところまでいける」→「受かっている人は、数学が強い」。
「文系は、数学については、基本的に解法暗記でかまわない」→「受かっている人は、数学が強い」。
(5)合格実績欄に、九州産業大とか龍谷大とか大東文化大とかがある。
「そういったところを受けないと」で高3の最後までいった生徒が複数いる、ということ。
偏差値52.5あたりから、偏差値62.5あたり、by 河合塾の全統記述模試、国立大学、旧帝大、国公立大学。受験生からの扱われ方には、けっこう幅がある件。
(1)東北大学、九州大学。
「地元」の人からのみならず、とくに、工学部、経済学部、法学部志望者からは第一志望にされていることもけっこう多い。
(「偏差値」には固執しておらず、志望しているから)受かったら、わりと喜んでいく。
また、私大に関しては、早稲田大学や慶應義塾大学、同志社大学の工学部・経済学部とか受けて、落ちてても、「あ、落ちてるw」くらいのかんじ。
*こういった事例・データにずいぶん注目して、「地方・旧帝大と私大上位の併願成功率」の「表」とか作っちゃうのは、都会の偏差値オタクぐらいのもの。
(東北大学とか九州大学が、本命なんだから、究極は、早慶・同志社全敗とかでも、オッケーw)
「地方・旧帝大と私大上位の併願成功率」の「表」とか作っちゃうのは、実態・そのレベルの本音を知らない、都会の偏差値オタクぐらいのもの。
早慶、同志社落ち、東北大学、九州大学、合格。
「よかった。自分の大学受験は成功だな。」
よろこんで進学。(これが、おおむね実像)
(2)某公立大。
同じ高校のできる人は、一橋大とか受けている。
高2までは、阪大とか一橋とか神戸大のことがぼんやり頭にあった。
高3になったら、自分は、筑波大と千葉大と、某公立大でクルクルして、最終的に某公立大。
(「@@は、一橋うかったんだよなあ」)
(3)埼玉大学。
上記「某公立大」進学のような「もやもや」はあんまりない。
国立大進学のほうがいいよねーって感覚。
(4)横国。
辞退率が30%とかの年がわりとある。
(ふられまくる横国)
(河合塾が全統記述模試で、偏差値52.5とか~偏差値62.5(60.0)あたりとしているゾーンの大学。受験生からの扱われ方には、けっこう幅がある)
ファンタジーとリアルと。(大学受験、漫画、実際、ランク感。偏差値、併願、価値観、感じ方。) - 大学受験、東大、国立大学の医学部への道。筑駒、開成、勉強法、予備校、塾の選び方。
ファンタジーとリアルと。(大学受験、漫画、実際、ランク感。偏差値、併願、価値観、感じ方。)
(1)デス・ノート
月(ライト)とL、2人とも東慶大(ようは東大)の2次試験で満点。
判定:(笑)
それはない。
東大2次は、文系でも、300点越え/440満点、これでもちょっと別世界得点。
ちなみに、漫画デス・ノートで月(ライト)とLが取ったとの描写がある東大2次・440点/440満点を仮に東大型模試で取ったら、東大模試での総合の偏差値が軽く90を越えるはずです(笑)。
現実には、東大2次は、文系でも、300点越え/440満点、これでもちょっと別世界得点です。
東大型「模試で」文系でも、300点越え/440満点だと、総合の偏差値はかなりになります。
実際の東大2次でそうなっているときというのは、
東大・2次
数学「よしよし、難易度バランスもまさに東大文系数学の年だ、自分は3完。3完1半。」
英語「和訳、書いたのでなにか点ひかれるかー?和訳パート、ほぼ満点くるんじゃねーの? 英作文、わりとすぐ書けた、隙もないはず。要約、マルこないかなあ。総合、いくらか本文長いけど、問題は、やばいのなんてやっぱりない。どっか1問落としてるかもしれないけど。これ、なんなら、100点台あるよなあ。(120点中)」
国語「現代文は、だいぶ点くるだろう」
地歴「地歴、とっといたほうがまあ、しっくりはするね。2次試験、2日おわって帰ってきてみたら、地歴片方0点とかでも受かってるかんじだけど」
このかんじで、東大2次文系・300点越え/440満点。
(わたしの生徒さんで、このかんじで、東大2次・300点越え/440満点、3年に1人ペースくらいで出現してはいますが。)
(わたし自身のかつての東大・理2再受験、数学100点越え/120満点も、けっこうな。なお数学(超)難化の年でした。*「大学への数学」が難易度D評価にした問題も出ました。でも「あー、数学難化してくれた。これで、めがでてきた」。わたしは東大・理2再受験のとき、化学捨ててたので。)
(2)東京大学物語。
高3の受験期、主人公は余裕を持った東京受験ツアー。
同じホテルだかに、主人公の同級生で、私大志望のメガネ地味子が泊まっていた。
メガネ地味子が受験日程のきつさや入試の出来への自信のなさ、2人の高校は地元ではけっこうな進学校なので、自分だけ全敗とかだったらどうしよう、そういったことからかなり精神的に不安定になり、落ち込んでしまう。(国立2次前日午後か夜)
(*このメガネ地味子はたしか私大専願)
主人公が声をかけたところ、泣きながらせまられて(?)慰めるうんぬんから、そのまま@@回戦XXXに突入。
結果、「主人公」、2次試験当日の朝超寝過ごしで東大NG。(*「天国」からじごく?)
そういったなんやかんやがあり、「主人公」(村上)は、早稲田大学(政経)に進学。
「主人公」(村上)は、大学入ってすぐあたりで、美形+派手+東大という女と出会う。
(「主人公」、“このかんじで東大かよ。”)
科類もきくと「文3ですけど」。
「ほっ」(「主人公」村上)
判定:
これは、作者の世代周辺だとけっこうリアル。
ただ現実には、受験生としてはかなり出来る、でいって、(だけど)東大(文1・文2)落ちてしまい、早稲田政経進学で、「なーーんかふてくされてる」、こういう人はそれなりの人数いました。
早大・理工にもけっこうな数、「その手の人」は実際、当時、いた模様。わたし1人でも、5人とかそういう人知ってますし。
(3)冬物語。(キャラは、森川ひかる(♂)と、雨宮しおり。作者は原秀則。)
浪人生漫画。
初回、予備校後に、主人公と予備校の同じクラスの人らが、飯いこーよ。
その場で出た会話。
↓
国立しか受けてないx複数人。早稲田うかったけど、パスの人も。
判定:まあまあリアル。
わたしの時代だと、開成高、武蔵高の人にはこういう人けっこうな人数(割合で)いました。
現役時は、東大しか受けてない。
主人公の恋のライバルになる高校生(♂)、高3前半までろくに勉強してなくて、でもバイトで関係のある年上女に、大学受験の時に慶應に受かったのがいて、その女に勉強法と勉強そのものを教わったら、早慶と東大・後期に受かる。(というシナリオ+描写。主人公の恋のライバルになる高校生(♂)について。)
判定:取材はしてますね。旧・東大・後期日程(いまとなってはけっこうな昔、ですよ)、「最初の東大・後期日程試験」ができたときに、文1~文3後期は、センターは私大文系型3教科受験だけでOK、個別試験は文系は「英語重視、論文」、と発表されたので、「これ、私大志願者で東大・後期うかる人が出てくるんじゃ」と言われはしました。
でも、前期・東大受験組でも(前期で足切りされず受けていて、最終的には落ちて)、あわせて出願していた東大後期では1次(センター試験)で足切り、という人もそれなりの人数いたので、これは、ダウト。
東大前期受験組でも、併願で出していた東大後期では足切り、それなりの人数いた。なので最終的なところは「ダウト」。
![]()
芸能人の学歴と偏差値ランク。
香川照之・東大(文学部)、偏差値ランクS
*お酒とお酒の場には気を付けてくださいね。
山西惇・京大(工学部)。偏差値ランクS
*ドラマ「相棒」の「ひまか?」の人。
*作中では「ノンキャリの星」
(「当人」は、東大寺学園中から京大(工学部))
佐々木蔵之介・神戸大学(農学部)偏差値ランクA-
*実家が酒蔵だから「蔵」之介?
*そういえば、「酒場放浪記」で、吉田類さんが、その酒蔵の酒を飲んでましたね。
松田好花・同志社大学(工?)*休学中か?偏差値ランクA-
*冠番組で、テスト回があり、数学高得点、社会・慣用句は「むぐぐ」、典型的なリケ女な出来。
上田晋也・早稲田大学(教育学部)中退。偏差値ランクA-
*元・海砂利水魚、くりぃむしちゅー。
*実は、早稲田大学を強く志望していたのは、相方の有田だった。でも、上田だけが早稲田に受かった。
(当人たちや周りが複数回そう言っている)
阿部寛・中央大学(理工)偏差値ランクA--
*顔が「濃い」ことと、あの世代としては高身長すぎて、若手俳優のころは恋愛ものにあわず、仕事が少ない時期もあった。その時期は「パチプロ」的生活だったとか。
中央大(理工)で役者は恰好いいなあ。
大学の偏差値や注目度、学生のレベルの遍歴。東大・法学部、文1、慶應義塾大・SFC、上智、東北大学、北海道大学。文系、理系。
偏差値(のことなど)
・慶應義塾大学SFC。
慶應義塾大学SFCが出来てからの数年間、学科によっては、「当時の」早稲田大学・政経より、合格基準偏差値が上。
つまり、私大文系で、偏差値が最高。(設立当時、初期数年)
おそらく、代ゼミの偏差値でそうだったような記憶があります。
ただ、代ゼミ以外の偏差値でも、早稲田大学・政経とトップタイのことが多かったような記憶もあります。
*偏差値を単純計算(扱い)すると、設立数年のあそこからSFCの偏差値は「7」とか「9」とか落ちた?
当時:偏差値69、70。近年:偏差値60ちょっと。
*やはりこういう学際的学部は、「で?、何が出来るようになったの? 何を身につけたの?(「何」を学んだの?)のリスクが・・・。
*時間が経つとそのリスクが(徐々に)「バレる」。
(近年の卒業生の就職先も、旅行代理店とか、サイバーエージェント、とか)
慶應義塾大学SFCは、新設されて数年間は、だいぶ注目されていました。また近年と比べると、受験倍率も高かった印象があります。
それでかなり偏差値が高かった。
ただ年数が経つと、要は、早稲田大学・人間科学部のような位置になる。
(偏差値にもそれが表れてる。「ニッチな」専攻の人だけが受ける。)
・上智大学、かつてとくに「国関(こっかん・こくかん)」の「高」偏差値。そこからの近年の「独自化」。(すっとび化)
*早見優とか西田ひかるというキーワード、とかも。
1990年ごろは、上智大学「国関」がかなりの偏差値のことがあったといいます。
*「早稲田おちると、明治かー・・・」、そこの「需要」もあったのでは、と思います。
*早稲田と明治大の間として、発見された、という側面。
難易度・偏差値、受験生の流れとしては、もろにこういう位置づけだった。(とわたし自身がはっきり知ったのは、後になってからですが。)
*この数年は、上智大は入試で要求するものがだいぶ独特。もう「昔からのソフィア・ファンの家の子弟だけでいいや」に舵を切った?
(第二志望、第三志望として設定は、無し、ですね。要求が独特すぎるので。)
・東工大、早稲田大学(理工)*当時の「逆転現象」。
1990年ころ、および、そのちょっとあとあたりの時期だと、偏差値でいうと、早稲田(理工)>>東工大。
そのころの駿台全国模試(記述式)の判定は
1人で志望先として両方書くと、
早稲田大学(理工)D判定
東工大B判定
となっていた。
*高3のときの前の席のN田くんが実際そうだった。
*他にも、こういう話はそれなりの期間、聞きました。
かなりの上位高校から、理系の場合、そのころからすでに、東大(理1or理2)+早稲田大学(理工)、この受け方をする人がかなり多く出ていた。
それで、東大(理1or理2)不合格、早稲田(理工)合格で、早稲田(理工)に進学、こういう人の偏差値が高いため、判定基準偏差値に関して、早稲田(理工)>>東工大、となった面もあったと思われます。
・東大・文1、東大・法学部の「凋落」。
(まずは)偏差値というより「進振り」で。
「底割れ」も発生。
*底割れ:東大は入学時には、「学部・学科」は決まっていません。教養の2年間(「駒場」)で各学生が取った単位の平均点によって、専門課程(「本郷」)での学部・学科が決まる。(科類ごとの「割り振り枠」等もある。)
この、駒場→本郷の、「学部・学科」決定プロセス=「進振り」において、各学部・学科に、進学OK(あなた受け入れますよ)とする「駒場時代の最低点(「その人の教養課程での評定の平均点」の「最低基準」)」がある。これを底点、と東大では呼んでいる。
底割れとは、その、進学OKとする「駒場時代の基準最低点」が「無い」状態、のこと。
つまり、希望したら、駒場時代(教養課程)で、取った単位の評定が「オールC (オール「可」)」でも、その学部に進学できる、こうなっている状態のことを「底割れ」という。
つまりは、東大・法学部が「Fラン」学部、そういう年が出た、ということ。
*早慶付属高でいったら、(早慶)付属高を評定3前後か評定3未満で「卒業」はしました、その人が内進できる大学の学部、その位置に東大・法学部がなった年が出た、ということ。
さらに、東大(法学部)→国家公務員(キャリア官僚)のルートがかつてほどメジャーではなくなった。そのルートの評価がダウントレンド。またそれを、目指す人が漸減していっている。
国家公務員方向になっているのは、早稲田大学・法学部卒の新卒*ただし、国家一般職へ、が多い。*旧・国家2種、国2。
ただ、東大独特の「進振り」だけではなく、大学受験の時点で東大を志望していて、文系で、出来る人は、文2受験(=進振りでは「経済学部」がかなり多い)にだいぶいっています。
したがって、複数の側面において、東大・文1は凋落方向、ということになります。
もはや東大・文1が日本の(受験等の)文系での絶対王者では、ない。
注目度・志望度合いなどもジリジリ下がっていっている。
おそらく、(旧)司法試験→現・司法試験=ロースクールが事実上必須、これも東大(法)ダウントレンド、と関係しているだろうと思います。
かつては、東大(法)でちゃんと優秀だと、「在学中に」いくらかは司法試験予備校(T巳系、I藤塾、etc)にもいき、「在学中に」(旧)司法試験合格、が出来ていた。22歳までに、(旧)司法試験合格。
*実際わたしの知り合いの佐々木氏は(東大・法の学生。学年は1つ上)は、そうです。大学4年で当時の(旧)司法試験に合格。
でも、現・司法試験においては、「期間を引き延ばされてしまう」。(ロースクールが事実上必須だから。)
ともあれ、東大・文1、東大・法学部、「底割れ」も発生。つまりは、東大・法学部がFラン学部、そういう年が出た。
・東北大のV字回復。北海道大学の復活傾向。(あるときに、「敬遠」された、地方・旧帝大の復活トレンド)
団塊Jr.世代(=わたし)においては、「大都市圏にある、新しい感じの専攻の、私大文系が人気(慶應SFC、上智大・国関)」、それにともなう偏差値の上昇、その一方での、「地方+国立大+理系は、敬遠されている感」。それがなんとなくありました(受験科目の多さと重さが敬遠されていた?)。(チャラい時代だった?)「地方+国立大+理系は、敬遠」はとくに、当時の偏差値60~66くらいの高校で、そうだったようです。
また当時、たとえば、北海道大学の工学部の「偏差値」は、MARCHに抜かれたりもし、さらに、同じく偏差値について、日東駒専にせまられていました。
(わたしの父が、北海道大学(工)卒なので、当時、「嘆いていました」。はっきり覚えています。)
東北大学(工)も、わたしの高校の同級生で、高3のとき同じクラスで、わたしより出来ない人が複数、東北大学(工)には現役で受かっていました。(「この人で受かるの??」は正直けっこう思ったことはあります。)
おそらく、当時(1990年ごろ)、東北大学(工)の受験層は、薄かった、のだと思います。(地方+理系+国立大=試験科目が多く・重い。で全体からは敬遠されていた(?))
しかし、東北大学・理系はV字回復しました。工学系統の「研究の東北大」が再度かなり認知され、卓越大にもなりました。
北海道大学も、その頃とは違い、道外からの入学者が50%を越える年度も出てきました。つまり全国区大学として復活。
(いにしえも、漫画「動物のお医者さん」の舞台のモデルが、北海道大学・獣医、だったりもしてはいますし。)
東北大のV字回復。北海道大学の復活傾向。地方・旧帝大の復活トレンド。
「地方旧帝大・理系志望は、コスパが悪い」(志望方向としてはキツすぎる)みたいなことをいう指導者は、地方の中核都市の実情・価値とか、JTCの実情を全然知らない、都会には住んでいるだけの、世間知らず君。かなと。
![]()