英作文、日本語での下書き例

日本語での下書き例
<<英作文、出題例1>>
<賛成>
新聞などのメディアは否定的、よくない話の報道は減らし、よい話をもっと報じるべきだと思う。
理由を以下に2つあげる。
1つめの理由はきくと私たちはいやな気分になることだ。
わたしたちは自分の生活を送っていて、各人が自分の毎日の生活でいやなことに直面する。
にもかかわらず、ニュースなどをみたときまで、殺人、事故、有名人の不貞行為、だれかの不正をみさせられてもリラックスできない。
自分の時間が気分転換にならなくなる。
2つめの理由は、よくないニュースを報じることが無意味だということだ。
事件や事故などは、容疑者、捕まった人の名前が出るだけ。
犯罪などは被害者など当事者に謝罪や賠償をし、法律上の処罰を受ければいいだけだが、悪いニュースによって報じられた人は事件に無関係な多くの人からの非難を浴びる。誤認逮捕で職を失う人もいる。新聞などは、事件・事故の容疑者・逮捕者の名前は報じるが、その解決策はほとんど言わない。
つまり、無意味である。

<反対>
新聞などのメディアは否定的、よくない話の報道の比率を下げる必要はないと考える。
よくない話しがニュースで多く、いやな気持になるのはあるかもしれない。
しかし、たとえばメディアが負の側面の話のニュースを報じるのを減らして、よい話ばかり報じ始めたらどうなるか。
第一に、犯罪傾向の強い人間や、不正をしやすい社会的に上位の人間が気楽になり、犯罪や不正をしやすくなる。
たとえば雑誌などは、政治家の不正の疑惑について警察は動いていないが報じることがある。
もしこれを、マイナスのニュースはやめようといってあまり報じなくなったらどうなるか?
不正が起きやすくなる。
これが第一の理由である。
第二に、よくないニュースの比率を下げると、社会の問題点を人々が見落としやすくなる危険性が上がりえる。
たとえば交通事故。
交通事故の発生件数や、高齢ドライバーの重大事故が報じられれば、人々はなぜそうなっているのかを考える。
しかし不愉快なニュースは比率を下げようとその通りにしたら、人々はそれについて考えなくなる危険性がある。
社会の問題には、それを作り出している原因がある。
社会の現実の変化や制度などの欠陥がそれである。
よくないことを報じる率を下げたら、人々がそれについて考えなくなる危険性がある。
これら2つの理由からわたしは新聞などのメディアは否定的、よくない話の報道の比率を下げる必要はないと考える。

<<自由英作文、出題例2>>
賛成
伝統的な食事なので、日本人の体に合っている。
食事が西洋化されて、脂肪をとる量がふえて(大腸)ガンが増えたといっている医師もいる。
さらには牛乳も、もともとの日本の食物ではない。
そのためからだに合わない人もすくなくない。
また伝統的な食事なので料理方法もよく知られているからつくりやすい。
よって賛成。

反対
伝統的な和食は、魚と海藻の比率が高い。
しかしたとえば現在ではサバやマグロはほとんど外国産である。安全性は不明である。
また海藻は商品として少なくなってきている。
本当の伝統的な和食を作ろうとしたら、日本産のサバやマグロ、少なくなってきている海藻を得る必要がある。
それは容易ではないし、高くつく。
つまり現実的ではない。
さらに和食を称賛する人たちは見落としていることがある。
伝統的な和食は塩分が多すぎる。
多すぎる塩分は血圧に悪影響を及ぼす。
以上のことから反対。


脂肪(fat)
海藻(sea vegetable)
サバ(mackerel)
マグロ(tuna)

*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2再受験で合格。入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師。
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。

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