受験業界の人間としてもろもろ、中学受験、サピックス

わたしは純然たる新卒では就職はしていません。(ちょっとタイムラグがある(苦笑))自分なりにいろいろ考えました。また、学生のときにTAPで講師をしていました。それで仕事のイメージとして受験産業が頭にありました。
TAPのときのは印象的でした。
国語科だったのですが、授業でやる本文は与えられている。でも設問はついていない。
「設問と解答は、先生が考えてください」。
私からするとむしろこれが良かった。
そこで、TAPと似た感じのサピックスに応募しました。
また正直なところ、いつか独立するだろうなーとは思ってました。
なので「サピックスで講師していました」は売りにできるだろう、そういう考えも最初から実はありました。
1.5流、2流の塾などに勤務する気はありませんでした。(独立したときに前職をアピールポイントにするつもりだったので(笑))

ある年にはじめて麻布・武蔵コースの土特やSSを持ちました。
ちょっと理由があり、この頃から退職を現実的なものとして考え始めました。
とはいえ、このあとずっと校舎もまたいでそれなりの年数麻布・武蔵コース土特SSを持ちました。

f:id:ak1kbs:20190523110857p:plain

あと、某上司があるときに、電話口で、「開駒ツー(2)っていったじゃねえかよー」って怒鳴ってたのをはっきり覚えています。
開駒2=開成・駒場東邦中コースの2の略。できくと「かいこまツー」。(開駒2=開成・駒場東邦中コースの2の略)
わたしが良く担当したのは、土特SSの、麻・武コース。(麻布、武蔵コース)
神奈川の校舎では、開栄1・2とかも担当しましたね。開栄と略される。(←開成・栄光コースの1・2)

経験は積めたのである年に退職しました。

家庭教師業に鞍替えしました。その当初にちょっと驚いたのは、「サピックスのクラスアップ、クラスキープ」のための家庭教師というマーケットがあることでした。
家庭教師に鞍替えしてすぐは、そういった感じの仕事が多かったですね。
(いまでもそういうことやっている家庭教師センターわりとありますよね。)
算数の授業スピードがきつい、偏差値は大きめに隔たりがあるけどやっぱり第一志望を受けたい、記述の国語の出来がずっと変わらない、記述式の国語がふるわないままだ。
こういうことへの対策としてなら良いと思います。
*当ブログの筆者の略歴;

一橋大学・卒(+東大・理2再受験合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)

プロ家庭教師。

講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など

合格実績東大、京大、大阪大学(医学部・医学科)名古屋大学(医・医)東北大学(医・医)九州大学(医学部・医学科)、筑駒中開成中学麻布中、駒東中など。