医学部や東大、京大むけの勉強について語っている人が、英語で重要なのは文法と単語力とよくいったりします。
勉強法についてそう言っている人達は、高学力では「ありません」
なぜかというと、「英語で重要なのは文法と単語力」と言っている人達は、医学部への対策もふくめて、「よくいう文法」と「読めるようになるための文法」、その2つは別物、そのことをまったく分かっていないからです。
(国立大学の2次試験の英語や慶応(経済)などハイレベルな出題をする私立大学の個別試験、そういった所で点を取れるようになるために必要な勉強法はどんなものか。それについてまったく分かっていないからです。)
よくいう文法では、
・条件を表し、時を表す節の中では、動詞は基本的に現在形。
・by ten o'clockと until ten o'clockでは言っていることが違う。
(by ten o'clockのときは「10時までのどこか」、until ten o'clockのときは「10時までずっと」。)
こんなようなことを扱います。
こういういわゆる文法をいくらやっても、国立大学の2次試験で出るような英文を正確に読めるようには「なりません」。
また単語力ですが、単語「を」やる必要が出てくるのは単語力がかなり無い場合です。