(※文末近くに、追記あり。)TVなどで、タレント「など」が東大合格をめざす、というような番組があったりします。
そういった番組にたまに「高学歴」とされる人が参加者として混じっていたりもします。
ちゃんとした高学歴が、中年になってたとえばセンター試験レベルのテストを受けたらその点数はどうなるか。
英語
160点くらい
数学
80点~90点
国語
150点くらい
基本的にはこうなります。
英語は、大学受験でそれなりに本気で英語をやって、早慶以上の学力(学歴)をつけた場合、受験から離れて中年になっても、センター試験レベルならこれくらいの点数をとります。
失点分は、文法のパートです。(ああいう文法問題は受験から離れると出来なくなります。)
数学は、受験から離れたとしても、当時きちんとやっていれば数学1Aの二次関数や場合の数、確率は大人になってもそれなりには取れます。
数学2Bについては、微分・積分は当時ちゃんとやっていれば、やり方を覚えているものです。また数列の1部も(中年になっても)解けます。
ですので、2科目合計で、中年になって勉強から完全に離れていたとしても、80点~90点は取れます。
とれない場合は、高学歴といっても、それはまぐれです。
*「当時」まじめにやっていれば、覚えているはずのことを覚えていない、ということなので。
国語。国語では、現代文に関しては「人(他人)の書いた文を正確に読む姿勢を持っている、正確に読める」こういう人ならば、基本的には「100点」です。
(悪くても92点、などです。)
そして古文はいろいろ忘れるので20点くらい、漢文は30点くらい。
したがって合計で150点付近になります。
「高学歴」といっていていくら中年でも、センター国語の現代文で、90点を越えない(センターの国語の合計が140点に全くとどかない)ということは、その人は「人の書いた文を正確に読む姿勢の無い人」ということです。追記;2019年の東大の二次試験の文系数学、雑誌「大学への数学」は全問・難易度Bとしています。もし東大2次・文系で数学が極端に出来なかった場合、それは難易度B問題を解けていないということです。