「サイコロを6回ふって、少なくとも1回「1の目」がでる確率について。
太郎くんは“振る各回に「1」の出る確率は1/6。
だから6回振ったら
だから必ず「1」の目が出る”
こう言いました。太郎くんの言ったこれの当否を数学的に説明してください」
表現はすこし変えましたが、これは大学入試で出た問題です。
出題したのは有名な国立大学です。(しかも文系で出ました)
受験関連の問題集に載っていることもあります。
ただ、そういう問題集の「模範解答」は、その解答じゃあ数学の世界の人しか分からないのでは?というものになっています。
(なので、別解を考えました。後日、掲載します)
サイコロを6回ふったら、ある目が出る確率は1/6だから
だから、サイコロを6回ふったら、かならず「その目」がでる。
この意見に対して数学的に説明をする。
考えてみてください。
この意見は「違うな」「間違っているな」とは思うはずですが、そのちゃんとした反論をしろといわれると、なんか頭の中がもやもやしませんか?
この問題は、ある有名な国立大学の文系で出ました。
考えてみませんか。(問題集のより分かりやすい「別解」は明日あたりに掲載します)
*当ブログの筆者の略歴;一橋大学・卒。プロ家庭教師。講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。合格実績;東大、京大、大阪大学(医・医)、名古屋大学(医・医)、東北大学(医・医)、九州大学(医・医)、など。