あの問題、実は大学生に対してある調査で出された問題なんです。

前回挙げた、「(偶数)+(奇数)=奇数。常にこうなることを示せ」
あれは、大学生数学理解度に関する調査で出された問題でした。
そして、「正答率」に関しては、クラスターごとの集計もされています。

在籍している大学のランク大学での専攻正答率が分類されています。(公表されています。)

在籍中の大学のランクはベネッセの偏差値で分類したとのことです。
以下に、国S、公Aなどと略記されています。
なお、国Sには、公立大学は1つも入っていないとのこと。

クラスターごとの「準正答」までになった人の割合。
「(偶数)+(奇数)=奇数、常にこうなることを示せ」
大学生正答率クラスターごと、

在学大学のランクごと。
(「準正答」までになった人の割合)
国S=76.9%
公A=35.7%
公B=16.3%
私S=27.8%
私A=20.7%
私B=11.8%
私C=__3.2%

大学での専攻ごと
理工=46.4%
社科=36.8%(*「社会科学」=経済、商など)
教育=24.3%
保健=16.1%
学際=14.8%
文学=11.4%

個人的に気になったのは、学際の正答率。

「学際って・・・」

学際(準正答14.8%)と社会科学(準正答36.8%)の差。ちなみに社会科学=文系。

「(偶数)+(奇数)=奇数、常にこうなることを示せ」
大学生正答率

(ランキングが好きな方、おめでとうございます。私大、保健、文、学際はいじってOKらしいです。)

当ブログの筆者の略歴
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学は親にとめられた。)
プロ家庭教師。
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。

ネット指導用英語教材いろいろ作りました月4回月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。
<当家庭教師センターの2020年入試での実績>
東大、理1(48名)合格。
東大、理2(11名)合格。
東大、文2(18名)合格。
東大、文3(8名)合格。
国立大学、医学部、医学科=52名(実数)合格。(旧帝大を含む)
早稲田大学
262名合格。(2020年入試での合格者数)
(*複数学部合格をカウントしています。)
慶応大学
173名合格。(2020年入試での合格者数)
(*複数学部合格をカウントしています。)
ネット指導用英語教材いろいろ作りました月4回月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。