共通テストの現実と、ポイント。(易化のとき、難化のとき)大学受験。東大、京大、一橋、東北大、九州大、北大。

共通テスト関連の特徴。
(1)男子は点数が安定しないこともままある。
(2)かなりの上位高の生徒でも、総合点がそこまで高くはない?
(3)出題のブレ。


(1)男子は点数が安定しないこともままある。
(2)かなりの上位高の生徒でも、総合点がそこまで高くはない?
かなりの上位高でも、噂されている共通テスト平均点が、そこまで高くないこともあります。
ただこれは、かなりの上位高の場合、基本的に東大京大くらいしか考えていない
なのでその高校には「1次は足切りさえ食らわなければいい」という文化があったりする。
東大・京大では、1次は点数がかなり圧縮されるため。(東大は110点満点に変換。京大は200点満点前後へ)
東大・京大の一般入試の配点・試験システム上、足切りさえ食わなければ、実質2次勝負。
(一方、地方旧帝大の文・法・経済・工などはそこまでは共通テストの点数は圧縮されません。)
またかなりできる人にとっては、旧センター試験とか共通テストは「つまらない試験」。
なおかつ、かなりの上位高では、伝統的に、東大か京大しか考えず、「1次は足切りさえ食らわなければいい」という文化が。
受験先はそのどっちかなんだから、すごく点数圧縮されるから、「1次試験」足切りさえ食らわなければいい、そういう文化もあるので、そこまですごい点数じゃなくてもいいだろ、みたいに思っている人けっこういたりする。
そのため、かなりの上位高でも、噂されている共通テスト平均点が、そこまで高くないこともあります。
またそもそもの地頭や学力、得点能力ということに関して、東大合格者数ランキングでかなり上の方で毎年見かけるような一貫校でも、上位20%よりちょっと上はかなりできるようですが、東大ほぼ当確というのはああいった学校の上位20数%とか30%前後くらいのようです。
N高とかTK高とかK高とかだと、下位40%くらいは、早稲田はどこかしら受かるけど(*その中でも下だと早稲田も受からなかったり、早慶受けた学部半分不合格だったりする)、1次の(共通テストなど)合計点は公立トップ高のそこそこの人、とかなり近いもののようです。
さらにこのような下位40%くらいは、東大・京大を受けるには足りていない科目が2科目あったりするようです。
N高とかTK高とかK高は、中学入試や高校入試で合格率50%前後で受かった人の場合は、「ハイレベル塾で」学校対策を相当にしてもらって、なんとか受かった、こういう状況のことが多いです。
なので、N高とかTK高とかK高合格率50%前後で受かった人は「地頭」などについて、内部での上位20%よりちょっと上の人たちと比べると、1ランク違います。
なので、N高とかTK高とかK高の生徒でも、1次試験ですごい点数を取るのは上位30%くらいまでの人たちで、残り70%公立の上位ランクと1次の点数はそんなに違いません
さらに、伝統的に、東大か京大しか考えず、「1次は足切りさえ食らわなければいい」という文化もある。
こういったことが重なって、かなりの上位一貫校でも、共通テストでかなりの点数を取っているのは上位30%前後の人にとどまり、残り約70%は、公立の上位ランクと1次の点数はそんなには違わない
そういう約30%と約70%を足して、1学年の人数で割った計算結果が、かなりの上位一貫校の共通テストの平均点
こうなっているので、噂されている共通テスト平均点が、そこまで高くなかったりもします

また、現役の場合「数学と英語両方強い」「数学と英語両方かなり高い位置で安定している」こういう人は割合としては少ないです
数・英の片方相当強い、ならけっこういる。)
これも、かなりの上位高でも、噂されている共通テスト平均点が、そこまで高くない、ということの原因でしょう。
逆に言えば、「英語・数学、両方強ければ」かなり有利、ということです
*弊センターの生徒さんの場合、2次についてになりますが、文系の人東大2次の英語80点後半+東大2次の数学で70点弱(80点満点)、理系の人英語80点超+数学80点前後、こういう人基本的に毎年います。
(超上位私立一貫校の生徒さんだけではありません。)

(3)出題のブレ。
数学、英語は、共通テストの出題がブレている、ブレといえばそうとも言えます。
そうはいっても、国立大学には足切りがあります
とくに気になるのは、「北大、東北大、都立大、筑波大、神戸大(阪大)を意識している」感じの人
出題にゆれがある、難易度が安定していない、その面はあるのですが、とくに上記の国立大学を意識しているくらいの人の場合、点数がだいぶ上下しそうです
でも、足切りは現実問題としてはあります
点数が下にブレた場合は、「本命出願むりかな」になってしまいます。)

*生徒さんには、相談の際にもっと突っ込んだ話もしています。

なお2024年共通テスト、東大(文2)、一橋(経)のA判定は、やはり得点率90%と出ていますね。(by河合塾
東北大・経済・文系だと約80%。阪大(経)だと約83%。
最上位はやはり2024年共通テストそれだけ点が取れているわけです。(個人的には点のとりやすさということでは易化だと思います。)
*共通テストが難化か変化したときこわいのは、東北大(+阪大)レベルですね

弊家庭教師センター、2023年大学入試実績

対面方式のみ。
東大・合格126人(受験生在籍279名中)。

ウェブ指導も合算。
東大・合格141名(受験生在籍299名中)。

2023入試、わたしの生徒さんの結果(合計10名。対面+ウェブ)
東大4名(理1=2名、文2=2名)、旧帝大・医学部・医学科3名神戸大・医学部・医学科1名、京大1名、一橋1名。(計全10名)

(*旧帝大・医学部・医学科は阪大九州大北大。)
弊家庭教師センター(対面のみ)。医学部実績(2023年入試)
国立大学・医学部・医学科、合格=48名
旧帝大・医学部・医学科、合格=19名

<2023年度入試*2024年入学・合格速報>
東北大学医学部医学科合格
AO2期)*2次も合格進学決定
ウェブ指導の生徒さん。
担当者=わたし。*指導科目は、英語+数学

(わたしのネット指導・英語)(月4回)

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わたしのネット指導(英語)は
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当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学はできず。)
プロ家庭教師

講師歴サピックス駿台予備校、など

*指導可能の残り枠は少なくなっているので、ご注意ください。
*わたし自身は、あとお3方なら受け持てます。(英語x2名x1名、理系数学x1名)