京大タイプの英作文を称揚・推奨する人達にご注意。英語、東大、一橋大学、慶応大学、勉強法

予備校講師やそれに近い受験産業の人、または受験ブロガー、受験ユーチューバーなどの中に、京大が出題している英作文をかなり賞賛している人達がいます。
ですが、受験の最後まで京大タイプの英作文をやるのはあまり意味がありません
なぜなら、現在の大学入試では英作文の出題形式が分岐しているからです。いろいろなタイプの英作文が出されるようになっているからです。
ざっと分類し仮に名前をつければ、東大は「状況まとめ説明タイプ」(=日本語や英語で状況や条件が与えられていて、50語程度の英語でまとめて説明せよ)、一橋、大阪大学は「意見表明タイプ(または「創作をしろ」タイプ)」(=~についてあなたの意見を100語くらいの英語で書け)、慶応は「日本型小論文、英語式」と分岐しています。
以前は英作文というと、何か日本語が2行~5行くらいかいてあり「これを英語に直せ」。こういうものでした。
しかし現在ではいま書いたように、東大「状況まとめ説明タイプ」一橋大阪大学「意見表明タイプ(or創作をしろ)慶応「日本型小論文、英語式」
以前のような、何行かの日本語の文が与えられ「これを英語に直せ」というのはいまでは少なくなってきているのです。
京大タイプは形式としては時代遅れになってきているのです。
ですから、予備校講師やそれに近い受験産業の人、受験ブロガー、受験ユーチューバーなどの中に、京大が出している英作文を「英作文とはこれ!」「これを書けるのが英作文ではすばらしい」「こういうのを書けるようになるのが英作文の勉強だ!」というような感じで(過剰に)京大タイプの英作文を評価している人達がいますが、受験の最後まで京大タイプの英作文勉強すること意味がありません
京大型の英作文をやりつづけても東大一橋大阪大学慶応ではああいうタイプの英作文はあまり「出ません」
(当然)東大一橋大阪大学慶応の英作文で点数を取れるようにはなりません。(したがって最後まで京大タイプの英作文を勉強するというのは無意味です。)
*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。プロ家庭教師。講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。合格実績大阪大学(医・医)名古屋大学(医・医)東北大学(医・医)九州大学(医・医)、東大、京大など
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