<1>「人生に数学は関係ない」?クイズ・答え・解説。
クジA・一枚あたりの賞金の「期待値」
(2/1000)×1万+(4/1000)×5千+(100/1000)×200+(100/1000)×100
=20(円)+20(円)+20円(円)+10(円)
=70(円)
一枚100円だから、トータルの「期待値」は▲30円。
クジB・一枚あたりの賞金の「期待値」
(140/4000)×2万
=700
一枚600円だから、トータルの「期待値」は+100円。
よって、クジBだけが期待値が100円のプラス。
よってクジBを買う。
*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績;東大、京大、阪大(医学部・医学科)、名古屋大学(医・医)、東北大学(医・医)、九州大学(医学部・医学科)など。
<2>センター試験のことばかりいう「指導者」「高学歴」にご注意。
それなりのレベルの高校だと、それこそ高1くらいからでもセンター試験の問題を授業でやります。
さらにいわゆる2流~3流くらいの進学校も、センター試験レベルのことを学校で重視します。
学校の講習があって、そこでセンター試験的なものをやる、などしています。
したがって、「センター対策」がすごく必要になる、センター対策をしなければというのはあまりおきません。
ブログやネット動画で、「自分は勉強法の人間」、「オンライン塾をやっています」などといって、センター試験のことをよくいう人達がいます。
実態と照らして、変です。
(ほんとうに生徒さんを受け持っているのでしょうか?(どういうランクなのでしょうか?))
いってみれば3流以上の進学校ならば、(スタート時期の差があるものの)「学校で、センター試験対策をけっこうやっている」からです。
したがって、センター試験対策というのは論点としてあまり発生しないはずのものなのです。
また、自分は高学歴だといって、ネットや著書でセンター試験のことをたくさんいっている人もいますが、それも「変」です。
本当に高学歴であれば、センター試験の点数は、2次との合算のときにかなり圧縮されるというのを経験しているはずです。
東大、京大、東工大、一橋、受験層にとってはセンター試験は「足切り回避をすればそれでOK」そういうものです。
なぜかというと
東大は、センター試験の満点が何点の時代でも、110点に圧縮。
京大は、100点~350点に圧縮。
一橋は、180~270点に圧縮。
近年は、東工大は、合否判定にはセンター試験のスコアを「使わない」。
ちゃんと受験していれば、事前に圧縮のことの確認もしています。
前の時代であっても、東大=110点に圧縮、京大・一橋=300点前後に圧縮、です。
ですから、東大、京大、東工大、一橋、受験層にとってはセンター試験は「かなり圧縮される」「2次勝負」「センターは足切り回避をすればそれでOK」。
それを覚えているはずなのです。
ですから、「自分は高学歴っ」と言っている指導者が、センター試験の話を重視する、これはかなり不自然です。
(「東大、京大、東工大、一橋受験を本当に体験してますか?」「いま生徒さんを受け持ってますか?」(「どういうランクですか?」))
なお、近年の国公立大学受験でもセンター試験が素点で扱われるというのは少ないです。
地方国公立大学(*医学部をふくむ)でも、500点くらいに圧縮されることが多いです。
そして2次試験の合計点は、600点とか700点など。
(センター試験は「2科目しくじる」これをしなければ、大丈夫です。)
*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績;東大、京大、阪大(医学部・医学科)、名古屋大学(医・医)、東北大学(医・医)、九州大学(医学部・医学科)など。
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