標準問題集を@周、勉強法の限界とその原因。大学受験、早稲田。

「標準問題の問題集を@周」
この7年ほどは大学受験の勉強法に関連してこういったことをいう人がネット上だと多いです。
ですがそれでいくと模試(全統記述模試)ではそれなりの偏差値は取りますが、しかし早稲田も受かりません。

早稲田は多くの学部で、自由英作文を出します。
政経・法は、東大や一橋のような自由英作文を出すこともあります。(書かせる話題が)
また英語の本文については、早稲田の文学部は社会思想的内容の文を出します。
早稲田の商学部はそれとは対照的に今日的な内容およびときには自然、災害、実験に関する内容も出します。
法学部は(最上位)国立大学の一部が出すような本文を出すこともあります。

模試で社会思想的内容の英文がよく出されているでしょうか?
今日的な内容、または実験・観察の関わる英文が模試でよく出されているでしょうか?

普通の模試では、地方国立大学または中堅私大の出題内容でどれだけ取れているかのチェックくらいしかできません。(これは模試は多くの人に受けてもらおうとする=出す問題が「普通のありがちな問題」ばかりになる、これも関係しています。)
ですから、「標準問題の問題集を@周」では、模試で偏差値が66あたりまでは行きますが、(出題内容が違うので)早稲田の本番の入試で点はとれません。

また、勉強法として「標準問題の問題集を@周」と言う人は実績を言っていないことが多いです。

f:id:ak1kbs:20201009005948p:plain*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格 。*再入学は親にとめられた。)
プロ家庭教師。
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。

わたしのやっている家庭教師センターとしての2020年入試での実績。
東大、理1(48名)合格。
東大、理2(11名)合格。
東大、文2(18名)合格。
東大、文3(8名)合格。
東北大学、医学部、医学科。合格。
防衛医科大、合格。
国立大学、医学部、医学科=47名(実数)合格。(上記を除く)
早稲田大学(延べ)
262名合格。(2020年入試における合格者数)
慶応大学(延べ)
173名合格。(2020年入試における合格者数)

ネット指導用英語教材をいろいろ作りました。月4回月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。

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