偏差値は、「使える」のは実は公立高校入試だけです。
公立高校入試
・15歳ほぼ全員が同じ試験を受ける。
・受験者の学力幅があるため、点をとらせるための問題、いたって普通の問題も多く入れざるを得ない。
(ハイレベル問題を多くすると、適当な点差がつかず、公立高校入試としてはいまいち機能しなくなる)
・指導要領などの枠がかなり効いている。
(範囲外やちょっと難しい問題を出すと大問題になってしまう)
(公立高校入試の問題は、桐蔭の問題よりレベルが低い。)
・「教科書のことやってますか?」確認テストの側面が強い。
そしてそれ用の模試は
・全国の「公立高校入試問題」をかなり研究している。
・中学校単位で受験させたりする。母集団も大きい。
*公立高校入試本番と受験層の一致度が高い。
つまり公立高校入試は、模試と
問題・受験層の両方がばっちり一致している。
ですが、大学入試は
・「全体入試」ではない。
・上位大学になればなるほど、個別入試においては(公立高校入試のような)点をあたえるための問題は不要。
(例)東大理系の入試では数学は「大問6つ」で、「2完」でも受かることさえある。
・英語、数学、地歴などに各大学の出題のクセがある。
(例)京大、東大理系の数学、一橋の地歴、数学、早稲田の地歴。出題のクセ。
・国立、私立の上位大学では、英語、数学、地歴で難易度C問題の割合が高い。
(例)東大、京大、一橋、東工大、阪大、早稲田、慶応。英語、数学、地歴。
*難易度Cを多く出さないと、差がつかないから。
*京大の英作文、東大・理系の数学、京大の数学、一橋の地歴・英語は、「こういう問題でそれなりに書けないような学生はいらん」
この感じさえあり。
・京大文系や一橋・経済学部は、一時期、数学で理系範囲の問題も出していた。
いっぽう模試は、
・川崎医科大、大東文化大 ~ 東大までの判定を1つの模試で出そうとする。
・公立高校入試のように、点をとらせる問題も入れざるをえない。
・難易度C問題の比率が低い。
*よってちょっと難しい問題を捨てても、数学で偏差値64などは出る。(出てしまう。)全統記述模試など。
しかし「東大理系本番」は、理2なら数学2完/6問中でも受かったりする。
このように大学入試と模試では、全然問題が違うので、上位大学についてになればなるほど、偏差値は「使えません」。
模試には、まるで公立高校入試の問題のように「点を与える問題」が多く、反面、東大、京大、一橋、東工大、阪大、早稲田、慶応はよく出す難易度C問題がかなり少ないです。
問題の質、難易度配分が模試と東大、京大、一橋、東工大、阪大、早稲田、慶応の入試では差がありすぎです。
ちなみに、東大、京大、一橋、東工大、順当合格層だと、河合塾の全統記述模試の偏差値は事細かには覚えていないことも多いです。
(大学別模試の判定は、かなり気にしますが。)
弊家庭教師センターの
2022年入試・実績
238名中
東大合格
95名
国立大学・医学部・医学科、合格
58名
*旧帝大を含む。
慶応大学合格
172名
*複数学部合格をカウント。
医学部・医学科合格10名をふくむ。
早稲田大学合格
*複数学部合格をカウント
256名
わたしの直接指導の
生徒さんの
受験結果(2022年入試)
全4名中。
北海道大学・医学部・医学科合格
東大・文科2類、合格
東大・文科2類、合格
一橋大学・経済学部、合格。
わたしのネット指導(英語)の
生徒さんの受験結果
2022年、
ネット指導、受験生は全5名
東大・理2合格。
東北大学・医学部・医学科合格。
神戸大学・医学部・医学科合格。
東大・文3合格。
一橋大学・商学部合格。
わたしのネット指導(英語)は
・ただの穴埋め文法問題はやりません。
・早いうちからある程度本格的な英文を
正しく読み取れる練習・指導を重視。
*本文レベルははやい時期でも
埼玉大学や早稲田(商)よりは上。
・英作文、自由英作文に力を入れています。
*自由英作文の予想問題も扱います。
基本的にオリジナル教材。
採点、添削もします。
(月4回)
このような特徴があります。
(わたしのネット指導・英語)
費用は、
毎月お支払いの場合9900円/1ヶ月
*これでも、
大手予備校の現役コースの半額以下。
6ヶ月おまとめお支払いの場合、
割引があり
5万円/6ヶ月。
*大手予備校の60%引きのお値段。
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当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学はできず。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。