行かない方がよい塾、行かない方がよいオンライン塾、頼まない方がいい家庭教師センターの特徴

「やめた方がいい、塾、オンライン塾、家庭教師の特徴」

(1)塾長、講師が「大手での勤務歴を言っていない」

(2)市販の問題集のことばかり言う。

(3)「偏差値で」学校を判断している。
*(偏差値をだいぶ信じてしまっている)

(4)オリジナルテキストがない。

(5)「生徒管理費」「スケジュール策定費」などの変な請求項目がある。

以下解説をしてみます。
(1)塾長、講師が「大手での勤務歴を言っていない」

大手での勤務歴がないと、経験をあまり積めません。
「最初から」「個人塾」、「最初から」「オンライン塾」経営だとどうなるか。

「(地元の)XX高校、合格@人!」

「偏差値、@@アップ!」

たいていこうなります。
みなさんの地元の個人塾などは、だいたいこういう宣伝をしていませんか?

これで分かるように、指導している層が限られている。

東大合格が1人いると、その同じ生徒さんの東大合格のことを何年も言っている。

(または単年度での合格実績を表示しない。積算・累積の形だけで言っている。)
(単年度の実績が弱いから。)

だいたいこうなります。

大手での勤務歴を言っていない(=大手塾ので勤務歴がない)それで最初から個人塾・個別塾だと、高いレベルの指導をする機会が少ないのです。
いちばん早く見るなら、その塾などの「合格実績」を見るのがやはりよいです。

(2)市販の問題集のことばかり言う。
こうだった場合、その塾やオンライン塾は指導に関して真剣でない。
指導に関して真剣なら、「市販のものだけでは無理だな」とやりはじめて2年くらいでもう気が付きます。
そして真剣なら、オリジナルの教材やプリントを作り始めます。

(わたしの場合、大学生のときはじめてやった家庭教師のときも、オリジナルプリント作ってました。)

(3)「偏差値で」学校を判断している。(偏差値を盲信している)
これも受験に対して真剣でない。
でなければ、高いレベルの生徒さんを受け持つことがほとんどない。
以前から言っていますが、東大、京大、東工大、一橋出身者は、「偏差値で受験を判断しません」
「普通の模試(四谷の合不合、河合塾の全統記述)の偏差値じゃあ合格可能性なんて計れないよ」。
かなりの確率でこう思っています。
大学受験の場合、全統記述で総合偏差値69、得意科目は偏差値73などをとっても「全統記述だしなあ」。

また生徒さんの志望がある程度高かったら、もう河合塾の全統記述では判定はつきません。
受験指導に関して真剣、ちゃんと責任を果たさなきゃ(第一志望に合格させないと)と本気で思っていたら、指導者は「偏差値では」学校をみません。合格可能性を計りません。
偏差値で見てても意味がないと分かるから。
(そもそも指導者が高学歴だったら、自分のときの受験の実感でもそれは分かっている。)

偏差値で大学比較をするのは、Sランクの大学受験を経験しなかった、ランキングおたくです。
論者が高学歴だったら、受験のときの実感で、「あるレベル以上の」大学については、(普通の模試の)偏差値では判定なんかつかない、と分かっている。
だから偏差値は持ち出しません。学校のランクのことを話すことが多く、さらに「偏差値で」言っている指導者は、受験指導に対して真剣ではありません。(ただの偏差値オタクです。)

(4)オリジナルテキストがない。
指導について真剣でない。
本当に合格点を取らせる、これを強く思っていない(指導者)。
「第一志望に受からせる、東大や旧帝大・医学部に受からせなきゃ。早慶のメイン学部に受からせなきゃ」
こう思っていたら、市販のものだけでいけるわけがない。
教材つくらなきゃ。
こう思います。
市販の教材には不足部分がかなりいろいろあります。

(5)「管理費」「スケジュール策定費」などの変な請求項目がある。
お金をとる理由づけをしている。

わたしがかつて所属していた家庭教師センターにも、今のわたしの家庭教師センターにもこんな項目はありません。
私は家庭教師業を16年やっていますが、「管理費」「スケジュール策定費」など一切設定したことはありません。
自分が関わった家庭教師センターでそういった項目を設定しているのも見たことはありません。
ですから、実は不要な項目です。
「生徒管理費」「スケジュール策定費」などの変な請求項目がある。=お金をとる理由づけ

こう見ていきますと

・塾長、講師が、大手塾での勤務歴を言っていなくて
・市販の問題集のことばかり言っていて
・学校のことはいっつも偏差値が指標で
・オリジナルテキストがなく
・「生徒管理費」「スケジュール策定費」などの変な請求項目がある

こんな塾、オンライン塾があったら、そこはどういうものでしょうか?

受験や生徒さんの合格に対して真剣でなく、市販の問題集をたくさんやらせるだけで、高学歴の人間の経験をしておらず(偏差値盲信してしまっている)、オリジナルの教材を作る気がなく、金をとる理由づけはしている(「管理費」「スケジュール策定費」などの変な請求項目)。

(頼みますか?)  f:id:ak1kbs:20210613112920p:plain

<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。

259人中。
東大87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)含む。

早稲田大学267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。*進学したのは2名。進学しなかった人の「進学先」:東大・理1=5名。東北大学・医学部=1名。
一橋大学、11名合格。東工大、10名合格。

当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学は親にとめられた。)
プロ家庭教師。
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用英語教材をいろいろ作りました。月4回で月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。

各種お問い合わせは、このブログのコメント欄でも受け付けをしています。本ブログコメント欄への書き込みは、管理者が承認するまで「表示はされません」。(個人名をお書きになっても、ブログには非表示のまま私にだけ伝わります。)

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