こんな生徒さんもいらっしゃいました。(鉄緑会、剛教育、私立一貫校、「自称進学校」、東大受験)

Aくん。
比較的ハイレベルな私立一貫校在籍の生徒さんでした。
ただその学校は
「苦しいこともやるのが当然」
「体とメンタルをそうやって鍛えるのが成長するということである」
「大量に勉強できないやつはだめなやつ、子供のまま。成長する気のないやつ、大人の男になる気のないやつ」
さらに、初代の校長「教育は馬の調教といっしょです」と発言した。
また、Aくんは性格のベースは伸び伸びしたタイプなのですが、そのAくんをその学校のほとんどの先生が「変なやつ」。
「親も変に違いない」と考えている。
(お母様が担任の先生からそういうことを言われた、とおっしゃっていた。ただこれは先生たちの誤認や思い込みですね。いろいろ気が付く、手際のよいお母様でしたから。)
A君とお母様に対してはそういう態度、認定をする先生たち。
でも、初代の校長「教育は馬の調教といっしょです」という発言は問題視しない(そういう学校)

さらに、その学校は
・英語、数学などで次々市販の問題集を配り「小テストやるぞ」「定期テストで出すぞ」。
・(たしか)進研模試をしょっちゅう受験させる。
(*全統模試をしょっちゅう受験させるだったかもしれません)

こんな学校にAくんはメンタルをつぶされかかってました。
また鉄緑会にも通われていました。
あるときにご連絡をいただき、当初は鉄緑会とわたしのダブル。
わたしの担当は英語と数学。

ご家庭側は、お子さんの学校に行く回数をへらされました。
また、わたしがうかがうようになって5ヶ月くらいで、鉄緑会は退会なされました。
指導当初の状況は、
数学=できる問題とできない問題の差が極端。
おそらく、学校で配られる市販の問題集の量が多いので「解法暗記」をしてしまっていたのだと思います。
そのため「知ってるパターンの数学の問題なら解けるけど、それ以外は解けない」になっている。

英語=かなり不思議な訳をかくことがけっこうある。
おそらく落ち着いて根拠をもって英文を読むというスタイルになっていない。
やらされる量が多いので、学校で配られている英語の教材の訳文の暗記などに走っている(?)

そうなってしまってらしたので、数学も英語も、「使いこなせるようになる」「根拠をもって考える」この2点を重視したご指導をつづけました。
そうやって、わたしが約3年ご指導しました。
東大・文2を受験され、現役合格されました。

ガツガツ一貫校にメンタルをつぶされかかった生徒さん。
鉄緑も捨て、家庭教師(=わたし)だけ。
東大・文2、現役合格。

<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。

259人中。
東大87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)含む。
早稲田大学267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。

当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学は親にとめられた。)
プロ家庭教師。

講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用英語教材をいろいろ作りました。月4回。費用は、数学・物理=月額で最高でも14000円。英語=月額で最高でも7000円です。(週1回x4回の場合)

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