東京都内、上位生は都立高受験に誘導されているのに。都立西、都立国立、都立日比谷、都立新宿。大学受験の実績が良くない、悪い、低調。

東京都内の高校受験の状況は前(昔)と比べるとかなり変わりました。
武蔵高校がまず高校募集をやめました。
その後、海城高校が、やはり高校募集をやめました。
したがって、東大への合格実績がある都内の私立で高校募集をしているのはいまはもう、開成高校と豊島岡女子くらいだけです。
ですから、そもそも最上位私立高校が入試をもうやっていないので、ある意味都内の高校受験生は、都立を受けるしかないわけです。
このように都内では、高校受験組は都立に誘導されています。
都立高校は、高校受験組を実質的にほぼ独占しています。(上位生の都立高受験率から考えると)
にもかかわらず、都立高校は大学受験の実績が強くありません。
私立の麻布高校は、ある時期に校長さんが、「浪人ぐらいかまわない。浪人のうちに人生とか将来の仕事のこととかも考えるから」、こういっていました。
つまり、麻布高校は「浪人OK」。
しかし、都立日比谷が、その「浪人OK」の麻布高校に東大現役合格率で負けたりしています。
また都立国立高校も、あのエリア(国立周辺)の高校受験組を独占しているわりには大学受験の実績は強いとは言えない。
都立西高校は、浪人も含めればという感じです。でも浪人を含めても、浦和高校(埼玉県)に負けています。
都立新宿高校は、実績の分布がもろに「偏差値65くらいの公立高校」になっています。(かつては東大100名だったのに。)
思い出してもみると、都内では東大の実績がある私立高校で高校募集をしているのは、もう開成高校と豊島岡女子くらいだけ。
つまり高校受験組については、都立が独占しています。
にもかかわらず、都立日比谷高校でさえ「浪人OK」の麻布高校東大現役合格率負けたりします。
都立高校は、生徒を伸ばしていないわけですね。

その原因の大きな3つ、わたしは見当がついています。

<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。

259人中。
東大87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)含む。
早稲田大学267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。

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当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学はできず。)
プロ家庭教師

講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。

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