たまに変な大学群をいっている人たちや塾関係者らがいます。
たとえば
「都立大、お茶の水大、神戸大、筑波、埼玉大、横国」とかを1つの「大学群」とかいっている。
「同レベル」とするのは、個人的には正直頭が混乱してくる感じで、けっこうな違和感を抱きます。
祖父母、父母、叔父叔母に旧帝大出身者が4人くらいはいる、そういう家の人は、「素直な感覚を言って」といわれたら、
旧帝大+東工大+一橋大≧お茶の水大>神戸大>>都立大、筑波、千葉大、埼玉大、横国、
だいたいこういう感じです。
なので、「都立大、お茶の水大、神戸大、筑波、埼玉大、横国」あたりを全部、同じ1つの大学群などとするのは、「3ランクを、同じランク」と言っている、ことになります。
でも、親族に旧帝大出身者が4人などいる家の人は、そんなことは言いません。かなりの違和感を抱きますから。
したがって、そんな「3ランクを、同じランク」と言っている指導者たちは、おそらく親族に旧帝大出身者がほとんどいない。
そして河合塾の偏差値表、とかだけみている人たち、だと思います。
ちょっと古い話になりますが、横国はある時代には「2期校」とされていた大学です。そしてそのころ旧帝大は全て「1期校」。
なので、1期校=旧帝大が第一志望で、2期校は滑り止め、だったんです。
そしてお茶の水大を意識する人がいる家や親族にはけっこうな確率で、旧帝大出身者(1期校)がいます。
なので、娘さんかお孫さんが最初はお茶の水大を意識していて、最終的に「横国にしようかな」ともし言い出したら、親御さんや祖父母はかなり苦い顔をするでしょう。(「なんで、あんな、もろ2期校だった横国なんかを」)
実際問題、娘さんがお茶の水大を意識するような家の場合は、「旧帝大出身者」が複数いることが多く、その家の文化としては、横国、埼玉大はまさに(旧)2期校、一方お茶の水大は東大の女子大バージョンといった感覚になることが多めです。
なので、実際は、今であっても、初期にお茶の水大を意識していた人が、(最終的に)「横国かなあ(筑波大かなあ)」は言いもしませんし、思いもしません。
さらに、お茶の水大受験を考える人、考える家は、お茶の水大とか東大にかなり通いやすい所に住んでいることが多いです。
なので、最初お茶の水を意識してたけど、横国にしようかな、筑波にしようかななどとは考えません。「横国?筑波?なんでそんな遠い所に?」、となるので。
また、お茶の水と横国(筑波大)を「同じ学校群」とするのは、偏差値しかみていない珍説だ、そういえる理由は他にもあります。
それは、「横国は蹴られまくっている」。
また「筑波大」は、医学部でさえ注目度が微妙になっている。(「全国的な感触」だと、北大を1.5ランク落ちさせた所、という感じ。)北大は、高1・高2から意識する人が一定数いますが、筑波大を高1から意識する人はほとんどいない。
基本的に国立大学、それも上位の国立大学を受ける場合は、ほぼその国立大を第一志望として受けます。
そのため、ほとんどの場合、上位国立大学は蹴られない。
ところがとくに横国は、30%など蹴られたりしています。その状態が続いています。
また「筑波大」は医学部でさえ注目度が微妙になっている
したがって、お茶の水を受けることを意識するような家(旧帝大出身者が親族に複数いる)の場合、いまの感覚となれば、
「お茶の水>>都立大≧筑波大、千葉大、埼玉大>横国」。
ですから、これらの大学を同一の大学群とかいっている指導者たちは、親族に旧帝大出身者がほとんどいない人たち、でしょう。
それで、河合塾の偏差値表しかみていない。
最新偏差値とやらを重視している。
(偏差値しかみておらず、数字が同じなら「群」とかいってしまっている。)
ですが、「最新偏差値」が意味を持つかもしれないのは受験生にとってだけぐらいで、大人は最新偏差値なんて基本的に意識していません。
就活のときも、会社側から出てくる人(特に決定権者)は、伝統的な大学イメージの人、です。
つまり、早稲田出身者が人数でボリューム層で、旧帝大出身者も周りにけっこういる、そういう状況で長く生活してきた人、そういう人の大学ランク感で見ています。
(「都立大、お茶の水大、神戸大、筑波、埼玉大、横国」あたりを全部、同じ1つの大学群などとするのは、親族に旧帝大出身者がほとんどいない、そして日本の大企業における大学レベル感のことを全然知らない、偏差値おたくデブです。)
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2023入試、わたしの生徒さんの結果(合計10名。対面+ウェブ)
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(*旧帝大・医学部・医学科は、阪大、九州大、北大。)
弊家庭教師センター(対面のみ)。医学部実績(2023年入試)
国立大学・医学部・医学科、合格=48名。
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