東大、昔の後期日程の話。
東大はかつて、科類ごとに独自の入試問題をつくり、後期日程を実施していました。しかし、けっきょくそれを廃止しました。
私には、東大の教員に何人か知り合いがいるので、直接聞いたのですが東大の教員（私の知人）が言うには「そもそもは、総合科目ができるという特色のある学生を採れるだろうということであの後期日程試験をはじめた。しかし受験結果を見たら、ただの前期日程の敗者復活戦になっていただけだった」
「理系でも、文系でも総合問題的なものと、文系の場合は英語の要素を課したが、肝心の総合問題の出来がかなり悪く、文系ではけっきょく英語の部分だけで合否が決まっただけ、そういう年もけっこうあった」。
私の知人の東大の教員はこういうことを言っていました。
だから科類ごと独自問題の後期日程試験をやめたのでしょう。
純粋なタレントではないが、TVなどに出ている著名人枠の人もいます。そして東大・卒または東大・中退と言っていたりします。
こういう「著名人」はそのころの「後期日程組」の人がけっこういます。
つまり、前期で落ちた。もしくは前期は受けられなかった（前期を受けていない）、そして、事実上英語だけの後期で入学。
そういう著名人が、たまに大学受験や東大受験のことで語っていたり、企画をやっていたりします。
でもその人、４教科うけてないですよ。（or落ちてますよ）
実質、英語だけで、入ってますよ
なぜかというと、その人達は、みんな総合科目の出来がボロボロだった「後期日程」組ですから。
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