「自分は高学歴だ」と言って、大学受験などの勉強法について語っている人達がネットにはたくさんいます。
そして、そういう人達が
日本史の資料
危検な物
などと書いていたりします。
文系、人文系に触れていれば、大学で「文献~」とか「史料~」というものを少しはやっていたりするはずです。
もちろん古い時代の歴史関連のもの(授業)の方が、「文献~」、「史料~」という話が出てくる確率は高いです。
しかし政治学関連、宗教関連でも「史料~」という話は出てきます。
むかしの人が書いたものは「史料」になりえる。(だから政治学、宗教関連でも出てくる)
(史料~~をまったくやったことがない文系、というのは経済学部くらいですね。でも教養課程で(?))
ですから、自分は高学歴、文系といっていて、「日本史の資料」
上述のように、高等教育を受けている人は、「史料」と書く方が多い。
また危検な物。
これは検の字の語義を全く分っていない。
検という字の語義は、おおむね「チェックする、見る、調べる」こういうものです。
だから、
検査、検定
で「検」の字が使われているのです。
危ない物で「検」、危検な物。
ありえないです。
(そう書いてしまう人は)検の字の語義をまったくわかっていない。
*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。
(+東大・理2、再受験で合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績;東大、京大、大阪大学(医学部・医学科)、名古屋大学(医・医)、東北大学(医・医)、九州大学(医学部・医学科)、筑駒中、開成中学、麻布中、駒東中など。