〔1〕漢字かきとり問題、大学入試・実戦レベル・答え。(現代文)〔2〕元々の日本語にはない言葉。

〔1〕漢字かきとり問題、大学入試・実戦レベル・答え。

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f:id:ak1kbs:20191113151010p:plainf:id:ak1kbs:20191113151037p:plain高校生なら、最低12問/14問中(が基準)

*語句についての説明
<きえん、気炎>
“盛り上がる”
多い用法は、「怪気炎を上げる」。(怪気焔)

<しょよ・所与>
元々ある、前提、はじめの。
ケッシャ(結社)は、生まれ落ちた後に自分から特定の目的のために作ったり、入ったりするもの。(特徴)
一方、血縁関係・生まれた場所は、(自分の意志とは関係なく)先に(元々)あるもの。
このようにケッシャ(結社)と血縁関係は、対照的な概念。@社会学など。
結社はあとから自分の選択で作ったり入ったりするもの。血縁関係は、自分の意志とは関係なく元々・先にあるもの。@社会学など
そのため、硬い文章では「所与の」という語句が文中に書かれることが多い。(@社会学、論理学、数学など)

<テイ(タイ)(体)を成さない>
形になっていない。
○○として成り立っていない。

<イギョウ(異形)>
読みがイギョウのときは、分類上は「それ」だが「おかしい」という意味合い。

この10年弱、日本においても社会運動の組織または政治色をもった団体といったもののあり方や性質は変化している。
運動体または政治色をもった団体というのは特定の目的のためのケッシャである。
何を望ましいとするかに関して特定のシコウの者が集まるというのは、ケッシャには必然ともいえる。
しかし、近年の運動体または政治色をもった団体は、異質な集団をベッシし、そのベッシでキエンをあげるというものになっている。
そしていままでは構成員が地域や血縁集団といういってみればショヨのものに戻ることによって価値はいわゆるリセットまたは相対化がなされるはずが
それがなされず、異集団へのベッシ感覚がずっと続くというものになっている。
さらには、特定の系統の人物、バイタイ、情報以外は認めない傾向がかなり強まっている。
これは、外部からの自らのシャダンであり、チョウリュウといってすむものではなく、カルトの特徴である。
そして、団体の中でやっているのは中心人物、またはお互いをショウサンし、異質な他団体・他集団に対してキエンをあげること。
また意見・価値に対してのコウテイ・否定ははじめから決まっており、それが変更・修正されることがほとんどない。
これはケッシャのテイをなしていない。
ケッシャとしてはイギョウである。
さらに、集団内でなされる主張や保持されている情報にカンカできないユガミがあることも少なくない。

*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績;東大、京大、阪大(医学部・医学科)名古屋大学(医・医)東北大学(医・医)九州大学(医学部・医学科)など

〔2〕次の言葉のうち、元々の日本語にはない言葉はどれでしょう?

芸術家
自然
社会
権利
品行
衛生
彼女

答えはコメント欄に載せておきます。