一学年の人数が、3000人を越えるような塾・予備校。
それで質のいい、ハイレベル塾、プレミア塾。
そういうものはもうありません。
一学年の人数が3000人超、その時点でその塾や予備校は「生徒の数」の方にかじをきったということです。
また「ハイレベル」塾、予備校のレベルがどうなのか。それは最上位校の合格基準の偏差値をみれば分かります。
普通の公立中学の生徒が受ける業者模試。
あのような業者模試で、最上位校の合格基準の偏差値というのは偏差値70くらいですよね?
一学年が3000人超の塾・予備校。
そこでの、最上位校の合格基準の偏差値が70に近かったら、それは母集団が普通の公立中学の生徒全体とほぼ同じということです。
もし本当にハイレベルだったなら、最上位校に受かりそうな人しかその塾や予備校にはいない。
そうならば、「そういう集団」での偏差値は50前後になる。
最上位校の合格基準の偏差値も50台などになります。
したがって、最上位校の合格基準の偏差値が
67
などになっている場合、それは「普通の公立中学の生徒全体」と母集団がほぼ同じということです。
*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績;東大、京大、阪大(医学部・医学科)、名古屋大学(医・医)、東北大学(医・医)、九州大学(医学部・医学科)など。
(ネット指導用の英語の教材をいろいろ作りました。月4回で月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。)