物理、数学、英語は基幹科目です。
ネット動画でよく宣伝をしていて、紹介している問題集のレベルがいまいちなオンライン塾などには気を付けましょう。
人によっては、「難しい問題なんて京大とか東大とかくらいしか出さない。受けるのがそれ以外の大学だったら、仮に出ても捨て問にすればOK。普通の問題さえ解ければ受かる」
そう思っていることもあるでしょう。
普通の問題とは「標準問題」「難易度B」ということですね。
では以下の問題を見てください。
「tan1°は有理数か?」
これも「大学への数学」は難易度Bとしています。
(京大の「文系」で出た問題です。)
“√(1-x2)をxについて-1から1まで積分した結果を2倍したものはπ(パイ)となる。 この数学的な意味を明確に説明せよ。またこうなることを導け。”
こういった問題も実際に出されています。
しかもこの問題を出したのは東工大や旧帝大や早慶ではありません。
東京理科大です。
(なお、円の面積だから~だけ書いても、それではたいした点数はもらえないでしょう。)
“1000語くらいある英文が出て、この文を英語で要約せよ。”
東大、京大ではないある大学は入試の英語でこういった問題を毎年出しています。
(慶応・経済学部)
英語の入試で、ほぼ毎年本文は1000語。
そして内容も「こっちは日本人の高3なんだけど?」と(文句も)いいたくなるようなもの。そして英語の総合問題は2つ、合計語数は2000語。
これも東大、京大ではない大学です。
そしてそれで終わりではなく、自由英作文もある。
(早稲田大学・法学部)
英語は本文がみっちり2ページかそれ以上、語注も文末にいっぱい。問題もふくめたら英語の大問1つが4ページはある。
これも、東大、京大、慶応でさえないです。
(埼玉大学の英語)
基礎問題精講とか「標準問題集」を@周、
それでいけるでしょうか?
(基礎問題精講とか「標準問題集」の話ばかりのオンライン塾、「良問の風」を「高3で」(仕上げレベル)などと言うオンライン塾、大学受験を分かっている塾といえるでしょうか?)
<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。
259人中。
東大、87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
*東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)を含む。
早稲田大学:267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
*慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。
ネット指導用の英語の教材をいろいろ作りました。月4回。
すでに、「ネット指導」も実施しています。(このブログのコメント欄からもお問い合わせ可能です。)
当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学はできず。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
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