「私大志望者は、入試では出ないのだから、自由英作文の問題集はやる必要がない」
こんなことを言っている「指導者」、もいたりします。
それは、ほんとうなのでしょうか?正しい戦略なのでしょうか?
早稲田大学(政経)
「私大だから、採点の手間かけられないだろうから、自由英作文なんて出ない」
「私大志望者は、出ないのだから、自由英作文の問題集はやる必要がない(やると、勉強の足を引っ張る)」
2008年に出ています。(その年から、恒例になった)
「私大は自由英作文は出ない、だから私大志望で自由英作文の問題集なんてやる必要ない(やると、勉強の足を引っ張る)」(指導者でこういうことを言っている人がいる)そんな方針でいったら2008年に早稲田大学(政経)を受けた人は、「??!!」。
しかも、2008年の早稲田大学(政経)で出た自由英作文は、解答スペースも100語以上かけるくらいスペースが与えられていた。
さらに、お題は英語で書かれていた。
(その手の「指導者」の言うとおりにしていて、2008年、こういう自由英作文が実際にでた。それで点数取れます?)
早稲田大学(法学部)
2000年までは、和文英訳、1行問題。1行の日本語が与えられており、解答欄には下線が引いてあり、語数は指定され、分かっている。
こんな「まあまあレベル高めの高校の1年か2年の定期テスト」みたいな英作文、和文英作でした。
ところが2001年に、イラストと英文だけ書いてあり、英語で説明せよ。こんな自由英作文が出ました。
この2001年以降、ほぼ全部、自由英作文(早稲田大学(法学部))
2001年の早稲田(法)、「私大だから、ちょっとした和文英訳しか出ない。自由英作文の問題集は不要!(やると、勉強の足を引っ張る)」そんな指導者の言うとおりでやっていたら、試験場でどうなったでしょう?
青山学院大学。
青山学院を2005年に受けた人も、「私大は自由英作文は出ない、だから私大志望で自由英作文の問題集なんてやる必要ない(やると、勉強の足を引っ張る)」(指導者でこういうことを言っている人がいる)そんな方針でいったら「???!!」。
しかも、分量、お題もその年に青山学院が出した自由英作文は、「阪大くらいの」ものでした。
青山学院の自由英作文の分量とお題は、ほんとうに阪大レベル。そしてその後、青山学院はずっとほぼ「阪大レベル」の自由英作文を出し続けています。
「私大は自由英作文は出ない、だから私大志望で自由英作文の問題集なんてやる必要ない」(指導者でこういうことを言っている人がいる)
こんな指導者の言っているとおりでいったら、青山の試験場にいったら「阪大レベルの」自由英作文が出た。
点数取れます?
「私大志望者は、出ないのだから、自由英作文の問題集はやる必要がない」
こんなことを言っている「指導者」、もいたりします。
それは、ほんとうなのでしょうか?正しい戦略なのでしょうか?
また、「和文英訳」しか出していなかった国立大学がどうなるか、それも同じように焦点となります。
東大は、長い間「和文英訳」しか出していませんでした。
ですが、1994年に、英語の会話の数箇所をブランクにし、適した英文を書け、こういった問題を出しました。(その年以降、自由英作文色のある問題をずっと出すようになった)
つぎに京大。
京大は、受験業界関係者や英語に興味のある人たちから「京大はかたくな、和文英訳しか入試で出さない(苦笑)」とわりと長い間いわれていました。
しかし2016年に急に自由英作文的な問題を出しました。
しかも、英語ネイティブとの間の「積ん読」に関する英語での会話、そのブランクに適した英文を書け、こういう問題。
以上のように、早稲田大学(政経)(法)、青山学院大学、東大、京大
「私大は自由英作文は出ない、だから私大志望で自由英作文の問題集なんてやる必要ない」
「少し重めの「和文英訳」をずっと出している、国立大学は、自由英作文は出す気がない。だから自由英作文の問題集なんてやる必要ない」
こんなことを言っている指導者(オンライン塾の関係者のことが多い)がいるのですが、「その方針」でやっていったら、試験場でなにが起きるでしょうか?
「??!!」
こうなったときはまず、時間がかかります。
また、メンタルがこのようにぐらついたときというのは、やっていることの精度も落ちます。
(精度が落ちていることに自分では気がつかないことも少なくない)
つまり、あのような指導者の方針でやっていくと、
試験場で、時間がかかって、ガタガタな答案を書いてしまう。
「私大は自由英作文は出ない、だから私大志望で自由英作文の問題集なんてやる必要ない」
「少し重めの「和文英訳」をずっと出している、国立大学は、自由英作文は出す気がない。だから自由英作文の問題集なんてやる必要ない」
こんなことを言っている指導者(オンライン塾の関係者のことが多い)がいるのですが、正しい戦略でしょうか?(*なお、早稲田・政経は入試方式を変更しています。しかし、自由英作文を引き続きだしています。)
続いて、数学について。
「数学のハイレベルな問題集は、ほとんどの人にとって必要ない」
こんなことを言っている「指導者」、もいたりします。
それは、ほんとうなのでしょうか?
まず、数学のレベルの高い問題集、参考書を使うと、俯瞰した見方、また統一された見方で数学やいくつかの範囲を理解できます。
また実際に、慶応(理工)、東工大、とほぼ同じ問題が、明治大学(理工)で出たことがあります。(難易度C問題)
別の実例としては、東大(文類)で出題された類題が、関西大学の文系で出されたこともあります。
(考え方は同じな問題。@数学)
「数学のハイレベルな問題集は、ほとんどの人にとって必要ない」
明治大学(理工)を受ける人は「ごく一部の人」なのでしょうか?
関西大学の文系を受ける人は「ごく一部の人」なのでしょうか?
「数学のハイレベルな問題集は、ほとんどの人にとって必要ない」
こんなことを言っている「指導者」、もいたりします。
それは、ほんとうなのでしょうか?大学入試分析、戦略として正しいのでしょうか?
<弊家庭教師センター>
<2022年受験・生徒さんの「進学先」詳細>
東大・京大・一橋・東工大 に進学。
計111名(238名中。うち東大=95名)
国立大学・医学部・医学科へ進学(旧帝大・医・医をふくむ)
計58名
旧帝大に進学。(東大、京大をのぞく。医学部を除く)
計28名
早稲田大学に進学。
計23名
(*「合格者数」の方は、複数学部合格をカウントしています)
(*国立大学にも受かったので、進学はしなかった生徒さんも多数)
慶應義塾大学に進学。
計11名
(うち、医学部・医学科、3名)
(*「合格者数」の方は、複数学部合格をカウントしています)
(*国立大学にも受かったので、進学はしなかった生徒さんも多数)
(238名中、231名が、早稲田、地方旧帝大以上に進学。旧帝大・医学部、国立大学・医学部を含む。)
わたしのネット指導(英語)の
生徒さんの受験結果2022年。
ネット指導、受験生は全5名
東大・理2合格。
東北大学・医学部・医学科合格。
神戸大学・医学部・医学科合格。
東大・文3合格。
一橋大学・商学部合格。
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正しく読み取れる練習・指導を重視。
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