お笑い芸人は、視聴者(+批判者)を「シロウト」と良く呼ぶ。(それについて思った独特ロジックな説明。)

(今回は(急な)雑談回です。)
お笑い芸人は、視聴者をよく「シロウト」と言います。
つまりお笑い芸人以外、業界以外の人たちのことをだいぶ下に見ていて、自分たちについては強い自負がある。

わたしが思ったのは、
「お笑い芸人たちは、19歳までに努力をした経験が少ないので、いまやっているお笑いについて「すごく努力している」と思っているから」
一方、大学受験をして学歴を得た人、阪大以上の大学に受かった人間は、19歳までにけっこうな努力をしています(自分に高い基準も10代で課しています)。
1例として、全統記述模試を受けにいって、数学が大問4つで、当日の結果が「完答、完答、(1)まで、白紙」、
こうなったときに偏差値は60くらいはあるでしょう、でも思うことは「うわーやらかした」「オレなにやってんだ」。
小問3つ分の違いとかで、「やらかした。あほか!!!」
みたいに思うわけです。
これを17歳とか18歳で思うわけです。
またそれなりにできる受験生でも、現役では早稲田全敗になってしまい、浪人へ、こういうケースもけっこう聞きます。
慶応に現役進学とか、阪大以上の大学に受かった人間は、17歳、18歳のときにこういう経験をして「オレはしくじった」、と強く思う、そういう経験もしているわけです。

大学受験で結果を出すというのは、

・けっこう長いか意地の悪い・しゃらくさい問題の英語で、早慶受験層のなかでかなり上位の点数をとる
⇒実際にそれをできないと、落ちる。

・日本史、世界史のカルトクイズ
⇒早稲田、慶応に受かるには8割くらい正解できてあたりまえ。

・阪大、一橋レベルの英語の問題
⇒採点されて、それなりの点数になっていないと、まず受からない。
(「問題、重いんだけど」とか言ってられない。)

・文系でも、たとえば一橋の数学のあの問題、たとえば東大のあのめんどうくさい数学。
⇒0完とかだったら基本即試合終了。採点されて、おおよそ60%かそれ以上になっている。そうでないと受からない。

こういったことを全部実際に越えてきているわけです。19歳までに。
現役慶応進学、早稲田には受かって進学したとか、阪大以上の大学に進学した人というのは。
そうじゃないと、こういった大学に「受かって」進学はできない。

なので、仮に「ゼロから漫才を40本作った」としても、こういう高学歴な人間は「自分はがんばった。自分以外はシロウト」、こんなこと思わないわけです。(むしろ「それで食っていくなら、まー普通だよね」)

ところがお笑い芸人というのは、19歳までに「複数の、高い、明確な基準を超えるようになる」ための努力なんてたいしてしていないわけです。

だから、「ゼロから漫才を40本作った。その10年後TVにいろいろ出るようになった」「オレは「やった」」。「同じことやってないやつはたいしてやってないシロウト」

ようは、お笑い芸人は、若いときにたいして努力したことがないから、いまやっていることで、「自分はすごくやってる」と思ってしまう。
それで、相手や外部をシロウト、とよく呼んでしまう。

*ダサいオジサンたちですよねえ。

※なおわたしはお笑い好きです。
ボキャブラ天国」とか、「深夜の馬鹿力」とか、「日向坂であいましょう」を、オードリーを見るためにみているとか。

でも、芸人が業界外の人をよく「シロウト」呼ばわりする原因は、上記のようなことじゃないないのかな?と思っています。
学歴を取れた大学受験生は、19歳までに挙げたような「はっきりとした、高めの基準」を2つとか3つクリアしている、19歳までにそういう努力をしている(結果も出している)
しかし、お笑い芸人は若いときにそういった努力をしていない。
だから、いま、すごく努力した、と思ってしまう。
こういうことなんじゃないかな、と思っています。

弊家庭教師センター、2023年大学入試実績。

対面方式のみ。
東大・合格126人(受験生在籍279名中)。

ウェブ指導も合算。
東大・合格141名(受験生在籍299名中)。

2023入試、わたしの生徒さんの結果(合計10名。対面+ウェブ)
東大4名(理1=2名、文2=2名)、旧帝大・医学部・医学科3名、神戸大・医学部・医学科1名、京大1名、一橋1名。(計全10名)

(*旧帝大・医学部・医学科は、阪大、九州大、北大。)
弊家庭教師センター(対面のみ)。医学部実績(2023年入試)
国立大学・医学部・医学科、合格=48名。
旧帝大・医学部・医学科、合格=19名。

(わたしのネット指導・英語)
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基本的にオリジナル教材。
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当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学はできず。)
プロ家庭教師

講師歴サピックス駿台予備校、など

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*わたし自身は、あとお2人なら受け持てます。(基本的に英語指導)