東大の合格者はどこから出ている?理3、理1、勉強法。偏差値、ランク意識。京大、早稲田大学・理工系との違い(1)

東大合格については、10人以上受かっている高校は、だいぶ少ない、ということはあります。
ですが、地方からも受かりますし、全然トップ高でない公立高校などからも合格しています。地方は、勉強法の情報などについて不利、などと言われたりもしますが、いまでも東大合格者は、そんな地方からもでています。さらには、昔から、1つ2つの運動部がやけに強く、地元では「昔はヤンキー高だったけどね」みたいなことを言われる高校からも東大に合格してはいます。10人以上、と切ると、数%の高校しか該当しませんが、ではそれ以外から東大合格者はありえないのか、といえば、事実としても、そんなことはないわけです。
全国的には無名で、なおかつ駿台模試(中学生用)において、「低偏差値」の高校から、東大・理3や理1の合格者も出ています。
こういう学校は、勉強法、その情報と言う意味では、(勉強法、情報にこだわった場合は)かなり不利でしょう。
なお、東大では入学者の約30%が女子です。
私大の文学部だと、女子が50%ちょっと、ということもありますが、「総合大学」「全体で」30%というのは、そこそこ高い数値です。
したがって、東大に合格するのは絶対に無理であるという人は、思っているより少ない、思っているよりは、東大(またはそれに近いレベルの国立大学)に受かる可能性のある人は多くいる、とみたほうが事実・実態に近いと思います。
また、20年以上前と比べると、特に理類入試の数学の問題がだいぶ易化となっています。
さらに国語の「作文」は消えましたし、昔と比べると現代文の解答スペースに余裕もあります。
なので、「東大に合格するのなんか絶対に無理」とあまりにも早く、自分から思ってしまう必然性はありません。
勉強法についても、京大や早稲田・理工系を意識した、本命にした場合のほうがよほど特殊な部分があります。
ただ東大の場合は、「点の取りにくい問題もそれなりの割合で出る」「出題を読みにくい科目が少ないとは言えない」、「受験層が頂点」、こういうきつさ、はあります。

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