英語の大学入学共通テストの英語、民間試験、延期に。

大学入学共通テストの大学入試の英語の民間試験・活用、
これは2020年からの実施は中止になりました。*英語。

有名大学については、
東北大学;はじめから不採用。(不参加)
東大;高校が出す“能力証明書”でOK。*英語に関して。
京大;高校が出す“能力証明書”でOK。*英語に関して。

英語については“民間試験”活用の延期が決まりました。
しかし、2019年03月に発表、2019年11月初旬までに判明時点では東大、京大は以下のような基準を発表しています。
その2校が言っている高校からの“能力証明書”、その基準はどういうものか。

東大京大発表している英語についての基準は、(現高2が対象
CEFRA2レベル以上。

ではそれはどういうものかというと

(1)個人や家族のごく基本的な情報、買い物、近所の地理、仕事など(本人と)直接関係のある領域について。それについて文やよく用いられる表現を理解できる。(*注;英語で)
(2)馴染みのある日常的なことがらに関して簡単なコミュニケーションが取れる。(*英語で)。なお単純で直接的な情報のやりとりを通して。
(3)自分の生い立ちや身の回りのこと、自分の直接必要なことがらについて、簡単なことばで記述できる。(*注;英語で)

上記が、英語のCEFRA2レベル以上という基準です。
東大も京大もほぼ同じ基準を発表しています。
(上記3つが、CEFRのA2レベル、という基準。)

東大、京大は現時点では、「英語について上記の(1)~(3)をこの生徒は出来ています」という高校が出す“能力証明書”の提出でOKとしています。

〔以下は個人的な予想です〕
大学入試の「大学入学共通テストの英語の民間テスト」は延期になりました。
ただし、大学側とくに国公立大学は、1次試験相当として英語に関しても出願者になにかを要求するはずです。
そうなると、場合によっては1年間限定で、CEFRのA2レベル(上記・参照)、が他の国公立大学でも基準としてメジャーになるかもしれません。

そうすると、真面目な高校は、たしかにCEFRのA2レベルであることの確認を生徒に対してするかもしれません。
ありえるのは、生徒を1人1人を呼んで先生が英語で数分間質問をし、生徒がそれに英語で答えられるかのチェックをする。
これもありえます。
現高2の人は、それへの対策が必要になるかもしれません。

対策としては、学校にいるALTEAT講師(ネイティブ)に話しかけてください。
経験のあるALTの場合、非ネイティブの中学生、高校生はどれくらいのレベルか良く分かっています。
また、日本でALTになろうとする外国人はたいていは親日家です。日本びいき、日本・日本人を評価している、日本に来たいと思った人達です。
ですから、海外経験のない日本人の中学生、高校生は英語についてどんな感じかはわかっていますし、親日家です。
したがってALTの先生(講師)に話しかけてイヤな思いをすることはかなり少ないと思いますので、ALTの先生(講師)に話しかけてみてください。
対策になると思います。
これは実は海外留学や海外支社勤務の人も似たようなことをやっています。
わたしの父はこれに近いことをやってました。
わたしの父は留学時もアジア人とは群れないようにし、わざと英語のネイティブと食事に行ったりしていました。
また海外支社勤務になっても、週に何回か英語のネイティブに家に来てもらってました。
そっちは日本円換算で1時間当たり2500円くらいだかをそのネイティブに渡していました。
学校で、ALTの先生(講師)に話しかけてみてください。
それは、きちんとやっている留学生や海外勤務の人間(かつての私の父)とつまりはやっていることが同じです。

高校は、1年限定CEFRのA2レベルかどうかのチェックをしてくるかもしれません。
その対策が必要かもしれません。対策として学校でALTの先生(講師)に話しかけてみてください。

*当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。親に止められ入りなおし進学は出来ず。)
プロ家庭教師
講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
合格実績;東大、京大、阪大(医学部・医学科)名古屋大学(医・医)東北大学(医・医)九州大学(医学部・医学科)など