以前、タレントに対して抜きうちで英語、数学、国語などのテストをして、出してきた珍解答をわらうというような番組を見ました。
(まあ、東大を出た人は出演はしていませんでしたが。また医学部の出身者もそこにはいませんでしたが。)
英語はとくに爆笑解答があったのですが、でも英語と日本語のシンタックスはかなり違うよなあ、というのもふと思いました。
(受験を意識した勉強法よりもっとまえのこととして、英語と日本語の「違い」がある、というのもふと思いました。)
そこで以下のような問題を作ってみました。
中学2年生なら正解できるはずではあるのですが。(実は、ほとんどの問題、もっとまえでも出来ます。)
(1)Our company [ ] five buildings.(一語、一単語)
(私たちの会社には、社屋が5つある)
(2)Your opinion [ ] wrong.
(3)Japan [ ] two huge cities, Tokyo and Osaka.
(4)The TV program will [ ] us some news.
(5)Avoiding all mistake [ ] difficult.
(6)Too small income may [ ] a person sick more easily.
(あまりにも収入が低いと、病気になりやすい)
(7)The US [ ] just a short history.
(8)The article [ ] us there will be a large cloud in Shibuya this Sunday.
基本的な英単語には、こういう用法もあります。
英語の初学者を教えるとき、その人たちがのちのち戸惑わないためには、こういう用法についても教えておいたほうが良いと思います。
(ただ、こういうことも考えてみると、こんなシンプルな文でも、英語と日本語の成り立ちはほんとうに違うなあと感じられます。)
(8)The article [ ] us there will be a large cloud in Shibuya this Sunday.これは、空欄に正しいのが入っている文をつくってそれを訳せ、というのもああいう番組の問題になりえるかもしれませんねえ(笑)
(この(8)の文の「正しい方」の文意、頭に浮かんでますよね?)*答えはコメント欄に書いておきます。
*当ブログの筆者の略歴;一橋大学・卒。プロ家庭教師。講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。合格実績;東大、京大、大阪大学(医・医)、名古屋大学(医・医)、東北大学(医・医)、九州大学(医・医)、など