ネット動画には「自分は京大・卒、東大・卒」「オンライン塾の塾長です」「受験のときは全統記述で偏差値@@も取りました」。
こんな感じのことを言っている人たちもいます。
しかしそういった人たちは「東大、京大順当合格層ではありません」「東大、京大の合格者の世界にいなかった人」の可能性もあります。
なぜかというと、東大・京大(一橋)合格者は「全統記述模試の偏差値を誇る」ことはほとんどないからです。
「その世界にいた人」が模試で一番気にするのは、実戦模試(駿台)オープン(河合塾)の判定です。
ですから、「自分は京大・卒、東大・卒」「オンライン塾の塾長です」「受験のときは全統記述で偏差値@@も取りました」これを繰り返し言ってる人たちは、「その世界にはいなかった人たち」の可能性も高いです。
合格層は全統記述の英語・数学では偏差値70前後は当然のようにとります。そして「自分がこんなにいっつも偏差値70とれてるってことは、全統記述模試は問題と受験層があんまり高くないんじゃないか?」
こう思うことが多いのです。東大や京大の過去問を解いてみると50%とれているかどうかなのに、全統記述では160点や180点はわりと当たり前のようにとります。合格層は高3の前半までにそうなるので「全統記述で計っちゃだめなんじゃ?」と思い始めます。そうして実戦模試(駿台)、オープン(河合塾)の判定や点数を一番気にするようになります。
ですから、「自分は京大・卒、東大・卒」「オンライン塾の塾長です」「受験のときは全統記述で偏差値@@も取りました」(だけど、駿台の実戦模試、河合塾のオープンの話は言ったことがない)これを繰り返し言ってる人たちは、「その世界にはいなかった人たち」の可能性も高いです。
つぎに、そんな指導者たちが「標準問題集を@周~」と言っている場合はさらに要注意です。その「勉強法」はネット掲示板と個人ブログのコピーだからです。
高学力の人が、ネット掲示板に書き込みなどするでしょうか?
ネット掲示板は、第一志望に落ちてその大学などを悪く言いたい人、または自分に縁のなかった国立大学に対して、比較をもってきて、どうにかしておとしめたい人、こんな感じの人が多いでしょう。
そんな人達が多いところ(ネット掲示板)に「受験で勝っている人、勝った人の勉強法」が果たしてあるでしょうか?
実戦模試(駿台)、オープン(河合塾)のとき点数や偏差値・判定の話をほとんどしない、それで京大・卒です、東大・卒です、自分と標準問題集を@周すれば受かります。
そういうことを言っているのは、ただの自称のネット掲示板民でしょう。
十分気を付けてください。
なお「受験指導者で、標準問題集を@周で受かる」と言っている人たちは、オリジナルテキストを作る気のない人、オリジナルテキストを作れない人たちです。
東大・京大・一橋卒で受験屋などになって「実戦模試(駿台)のことやオープン(河合塾)のことをまったく言わず、全統記述模試の偏差値じまん」出身者はそんなことはしません。学生のときも全統記述模試の偏差値の雑談はほとんどしません。東大・京大・一橋の学生がするのは「オープンで名前載ってなかった?」「実戦で名前載ってなかった?」です。
当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学は親にとめられた。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用の英語の教材をいろいろ作りました。月4回で月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。
<当家庭教師センターの2020年入試での実績>
東大、理1(48名)合格。
東大、理2(11名)合格。
東大、文2(18名)合格。
東大、文3(8名)合格。
国立大学、医学部、医学科=52名(実数)合格。(旧帝大を含む)
早稲田大学
262名合格。(2020年入試での合格者数)
(*複数学部合格をカウントしています。)
慶応大学
173名合格。(2020年入試での合格者数)
(*複数学部合格をカウントしています。)
ネット指導用の英語の教材をいろいろ作りました。月4回で月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。