共通テストが実施されました。
そして共通テストに関して
「旧センター型のことで点数を取れるように、標準問題集の習熟度をあげる。」
「先取りもして、市販の標準問題集の習熟度をあげればそれでいい。それで共通テストでも通用する」
こんなようなことを言っている人たち、とくに新規オンライン塾の関係者などもいます。
しかしそれはウソです。
その基準、そのやり方では、余裕をもって、確証をもって受かるのは埼玉大学の不人気学部まで、になってしまいます。
その基準、そのやり方では
東北大学の法学部、経済学部、工学部、理学部、(医学部)
阪大の全学部
これらでさえ、確証を持って、余裕での合格はムリです。
「旧センター型のことで点数を取れるように、標準問題集の習熟度をあげる。」
「先取りもして、市販の標準問題集の習熟度をあげればいい。それで共通テストでも通用する」
その基準、そのやり方では
数学2科目は「最大で」185点前後
英語リーディングは最大で80点~約90点くらいで止まります。
「旧センター型のことで点数を取れるように、標準問題集の習熟度をあげる。」
「先取りもして(市販の)標準問題集の習熟度をあげれば、共通テストでも通用する」
その基準、そのやり方でセンター試験の過去問で数学2科目が200点とれる人でも、共通テストでは「最大で」185点前後。
その基準、そのやり方でセンター試験の英語が約190点の人とれる人でも、共通テストリーディングでは「最大で」約90点。
(換算では180点)
こうなってしまいます。
数学・英語が旧センター試験でこの点数取れる人はSランクです。(数学200、英語190)
でもそういう(旧センター試験だったら)Sランクの人でも、「市販の標準問題集を仕上げて、旧センター試験対策」だけでは共通テストでは最大でも点数は既述までで止まります。
Sランクまで行っていない場合は、共通テストで点数が落ちるリスクはもっと大きくなります。
点数の落ち幅ももっと大きくなります。
いま中3~高2で
阪大をぼんやり意識している
東北大をぼんやり意識している
そういう生徒さんが
「旧センター型のことで点数を取れるように、市販の標準問題集の習熟度をあげる。」
この基準、ノウハウで(真に受けて)やっていくと
共通テストでは
数学2科目
160点(155点前後)
英語リーディング
70点
英語リーディング+リスニング
130点
こうなるリスクもかなりあります。
数学、英語がこうだったら東北大、阪大、どうですか?
(出願しますか?)
1次の時点でビハインドを負っています。
学部によっては足切りも気になってくる点数です。
東北大、阪大は、東大ほど1次試験の点数は圧縮されません。
だいたい共通テストの総点を500点に変換です。
「旧センター型のことで点数を取れるように、標準問題集の習熟度をあげる。」
「それで共通テストもいける」
新規オンライン塾などが言っているこの基準、やり方でいくと
共通テストでは
数学2科目
160点(155点前後)
英語リーディング+リスニング
130点
こうなることもだいぶ起きえます。
こうなったときに、東北大学、または阪大に出願しますか?
「旧センター型のことで点数を取れるように、標準問題集の習熟度をあげる。」
「先取りもして、市販の標準問題集の習熟度をあげれば、共通テストでも通用する」
こんなようなことを言っている新規オンライン塾などがあります。
しかしその基準、そのやり方でいくと、共通テストで英語、数学の点数がとりきれず、「東北大学、阪大も出願はどうするかなあ」となるリスクがあります。
1次試験の時点でビハインドを負っています。(1次の圧縮は総点を500点。だから)
つまり、そのやり方、その基準では余裕をもって、確証をもって受かるのは埼玉大学の不人気学部まで、になってしまいます。
「旧センター型のことで点数を取れるように、市販の標準問題集の習熟度をあげる。」
「先取りもして、市販の標準問題集の習熟度をあげればそれでいい。それで共通テストでも通用する」
こんなようなことを言っている人たち、とくに新規オンライン塾の関係者などもいます。
しかし、そのやり方、その基準では余裕をもって、確証をもって受かるのは埼玉大学の不人気学部まで、になってしまいます。
当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学は親にとめられた。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用の英語の教材をいろいろ作りました。月4回で月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。
<当家庭教師センターの2020年入試での実績>
東大、85名、合格。
国立大学、医学部=52名(実数)合格(旧帝大含)
早稲田大学、262名合格(2020年の全合格者数)
慶応大学、173名合格(2020年の全合格者数)