予備校の授業は、とくに早稲田大学を志望している人にとっては、ムダが多い。
文法問題の授業。
和文英訳の授業
これらをだいぶ残したままの予備校もあったりします。
文法問題については、早稲田で文法問題を一定量以上出すのは、人間科学系と理工系だけです。
ですから、早稲田志望者で、「文法の授業」を受けるのは無駄が多いです。
「授業1回分」の時間を使って「文法の授業」を受ける。時間効率がかなり悪いです。
(時間がもったいないです。)
しかし、文法問題の教材・文法問題の授業をけっこう残している予備校もあります。
「英文法頻出問題集」とかなり似たことを、授業1回をつかってやっている。それなら予備校に時間をかけて行かなくても、空き時間でもできます。
さらに「文法問題」は早稲田では人科と理工系以外たいして出ません。しかし予備校はそういった文法の授業を残したままにしています。そんな授業を受けるのは無駄が多いです。時間効率がかなり悪いです。
さらにハイレベルとされている予備校が「クジラ構文」を残していたりします。
*クジラ構文は、大正時代の受験参考書にも載っている。化石です。
*しかも「クジラ構文」はあまり使いません。
予備校のカリキュラムは、「クジラ構文」という大正時代の受験参考書にも載っているような、そして実際にはあまり使わない、そんな化石を、そのまま残している。
また、和文英訳。
高3になっても「和文英訳」の「授業」が多くあるのは遅いです。効率も悪いです。
そういった授業は、早稲田志望者にとっては、遅いです。やっていることもズレたままになります。
予備校では、高3になっても「和文英訳」の授業があり、レギュラー授業においてそれ以外の「和文英訳」でない英作文の回がはじまるのが秋とかだったりします。
予備校のそういった授業は遅いですし、効率も悪いです。
早稲田志望者の場合、出るのは自由英作文です。
さらに早稲田の「自由英作文」は「お題」が本格的なので、まずその点がカギになります。
*硬い内容について、ある程度スムーズに正しい英文をかけるかどうか。
*予備校の授業のように、和文英訳ばかりしていると、「自分の意見」を「正しい英語で」「おかしくはない論理展開で書く」
これはできるようにはなりません。それにかける時間がまったく足りていない状態になります。
さらに早稲田は基本的に自由英作文で、また設問でconvincingと指定してきます。
*convincing=「説得力のある」
予備校では、高3になっても「和文英訳」の授業があり、それ以外の英作文の授業がはじまるのが秋とかだったりします。
(予備校のそういった授業は遅いですし、効率も悪いです。)
予備校の授業だと早稲田の自由英作文で点が取れるようにはならない。予備校の授業だと自由英作文への取り組みのタイミングが秋以降になったりする。早稲田の自由英作文はそれなりの配点があると予想するのが自然でしょう。なので、対策不足で「早大の教員に採点されたら、0点になっていた」、こうなったら合格は無理になってしまいます。予備校は「自由英作文」の回が、秋以降にならないとはじまらない、こうなっています。
<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。
259人中。
東大、87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
*東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)を含む。
早稲田大学:267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
*慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。
一橋大学、11名合格。東工大、10名合格。
当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学は親にとめられた。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用の英語の教材をいろいろ作りました。月4回で月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。
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