リモートワーク時代は、学歴の意味が再認識される時代。

このご時世なので、リモートワークの比重も最近は高くなっています。
そして部長級あたりが、リモートで部下に仕事を振ることも最近はだいぶあるようです。
そしてリモートで仕事をちゃんと早くあげられる人間、気が付いたらリモートでよく仕事を振っている部下、そういう部下は高学歴のことが多いという話が出ています。
あくまで3方向から、ですが、最近ききました。

背景は実はシンプルです。
学歴(学校歴)が低い人は18歳、19歳のときに、やりたくないことについていいわけをつくってやらなかった人、だからです。

これは基本的には大人になってもあまりかわりません。

あんまりやりたくないことに関して、理由をつけてやらない人
これはもう性格です。(悪い意味での「合理化」のクセ)

・「数学なんて人生にいるの?」
・「写像なんて人生にいらないだろ」
・「学歴あっても陰キャは仕事無理、だから仕事に重要なのは学歴じゃない」
・「東大卒33歳、年収200万円」みたいなネット記事、SPA!の記事を読んで、溜飲を下げる。

こういう人は学歴をあまりとれません。
国立大学卒になれることはほとんどありません。
(国立大学の入試は文系でも、1次、2次両方で数学があることがほとんどだから)
地方であろうが、「旧帝大卒」になれることもほとんどありません。
その根本は、数学などをやりたくないから「やらないですむ」理由をさがしていることです。さらに現に(数学などを)やらないですます。
これでは学歴は取れません。
最初は「数学なんて~」ですが、そのうち、「古文なんて~」、「世界史なんて~」となっていったりしますから。

こういう人は仕事をし始めても同じです。
やりたくないことに関して、やらないですませる理由を探してくる。

「なんでこんな営業の仕方言ってるんだ、うちの会社、バカじゃねえの」

こんな感じの人のおおよそ90%は、じゃあ「自分の営業のやり方」で結果を出すかというと「出しません」。

自分のいる会社の営業の仕方が古臭いのが一番問題なのではなくて、「営業やりたくねえなあ」。

そして18歳、19歳の受験のときと同じように、やらないでもいい理由を探している(だけ)。
(うちの会社の営業のやり方はバカげてる。(だからそんなのオレはやらなくてもいい。))

思考パターンが、「学歴なんてなくても」、「数学なんて」、と同じですよね?
(「学歴があっても年収がよくなるとは限らない、(だから学歴とらなくてもいい。受験勉強がんばらなくてもいい)」)
(*のちには、「東大卒33歳、年収200万円」みたいなネット記事、SPA!の記事を読んで、溜飲を下げる。)
(「数学が人生に直結はしない、(だから自分は数学やらなくてもいい)」)
(うちの会社の営業のやり方はバカげてる。(だからそんなのオレはやらなくてもいい。))

思考パターンがいっしょです。

ですからリモートの時代になると、そういうやりたくないことをやらないで済ますために理由を探すタイプの人は、「監視者」「さぼってたらそれを指摘する人」のいないリモートワークだとさらにやらなくなります。
そして、部長級から「あいつ使えないなあ」と思われます。
実際、あくまで3方向からですが、そういう感想・認識を聞きました。
さらに部長級の間で「私立のN大とか、TK大とか、D大とかの出身はだめだね。仕事しない。うちも早慶以上をなんとか多く取らないとまずいだろ」
こうなっていきます。(これもあくまで3方向からですが、ごく最近そういう感想・認識を聞きました。)
さらに、なぜか民間人(私人)に対してだけは「おまえたち密になってるだろ叩き」が行われるご時世になっていますので、このままだった場合は「就活」で対面の面接はあまり行われないでしょう。
もし状況があまりかわらなかった場合、対面の面接を多くやると「世間から叩かれる」。
だから大手企業はそれを回避する。
つまり、就活のときには対面の面接はあまり実施されない=「書類」の意味合いが大きくなっていく。
このように「書類に書いてあること」の比重があがっていくでしょう。
では、就活のとき「書類に書いてあること」の代表格はなんでしょう?
さらに、部長級の間で最近新たに生まれてきた認識は、どんなものだったかというと?
(就活において学歴のもつ意味がより大きくなっていくでしょう。)
コロナ以前でも、いったん「弊社は学歴不問です」としたが、数年したら「学歴を見る」、に戻した会社もわりとあります。仕事で結果を出しているかどうか、そもそもの仕事に関連している「基礎能力」、このあたりを見た結果、「学歴不問といって採用に手間かけても、けっきょく数年経って働きぶりをみてみたら学歴とわりと比例してるじゃないか」となって、学歴不問⇒学歴をみると戻ったりもしています。

当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格 。*再入学は親にとめられた。)
プロ家庭教師。

<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。

259人中。
東大87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)含む。
早稲田大学267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。

講師歴サピックス駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用英語教材をいろいろ作りました。月4回で月額7000円(5000円)あたりの予定で考えています。

各種お問い合わせは、このブログのコメント欄でも受け付けをしています。本ブログコメント欄への書き込みは、管理者が承認するまで「表示はされません」。(個人名をお書きになっても、ブログには非表示のまま私にだけ伝わります