(1)学歴が早稲田未満だと、就活が長期化する。
人気企業がまず、東大、東工大、一橋、旧帝大、慶応、早稲田などの就活生を採用します。
そして人気企業の採用枠はこの時点で埋まります。
その時点でも、新卒の枠が埋まっていない企業は、そのあとも就活生を募集します。
東大、東工大、一橋、慶応、早稲田、旧帝大などの新卒者にはこの時点で内定が来ていて、就活は終了しています。
*東大、一橋の学生の場合、20~30社に働きかけて、それで就活は終わります。(東大、一橋の学生で90社、100社に書類出したという話は聞きません。)
その時点で、新卒の枠が埋まっていない企業は、そのあとも就活生の募集をつづけます。
内定が来ていない早稲田未満の新卒者もまたこれ以降も就活をします。
基本的にこの流れです。
(つまるところ、「上澄み」はすぐ就活がおわる。)
(そのあとも採用を続けている企業、就活をしている人というのは、企業も就活生も、いってみれば・・・)
つまり、学歴が早稲田未満だと、就活が長期化する。
さらに内定する会社も「人気企業」・有名企業ではないことが多い。
*東大、一橋の学生の場合、20~30社に働きかけて、それで就活は終わります。(東大、一橋の学生で90社、100社に書類出したという話は聞きません。)
(2)(限定的な世界ですが)国家公務員の世界だと、普通の扱いをされるのは、東大・法学部(それも公法系統)だけ。
国家公務員の世界では、私大卒だと出世はまずしない。
例えば、
中野雅至さんは(同志社大学・卒、国家1種、元厚生省)厚生省に入省すると、
厚生省の複数の先輩から
「よく入れたねえ。これからどうするつもりなの」
「あなたは不利だよ」
といわれた。(朝日新聞デジタルより)
また、私大卒の厚生省の先輩から、
“オレたちは出世するわけなんてないんだから、君もおとなしくしとけ”
(中野氏の著書の1つより)
ごく最近の国家公務員の世界もあまり変わってはいません。
多浪で文2(東大・文2⇒経済学部)だとそれも中央官庁においては、主流では全くありません。
(国家公務員の世界での主流は東大・法学部「公法系統」)
そのため、国家公務員の世界で出世しようとすると
「大臣がいい加減な、ウソに近い答弁をしたときに、つじつまが合うように、同僚に書類の改ざんをさせる」
こういうことでもしないと国家公務員の世界では出世しないのです。
(実際近年いましたね)
国家公務員の世界では役所内部での「正統性」を、多浪で文2(多浪、東大・文2⇒経済学部)だと獲得できない。
(「あいつ2浪で文2だろ」)
*ただ、東大・法学部⇒官僚という数が減っている感はあります。
<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。
259人中。
東大、87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
*東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)を含む。
早稲田大学:267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
*慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。
当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学はできず)プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
ネット指導用の英語の教材をいろいろ作りました。月4回。
費用は、
英語=月額で最高でも「7000円」、
数学=月額で最高でも「14000円」です。(週1回x4回の場合)
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