個人塾やオンライン塾の塾長などで
「市販問題集でどこでも受かる」
「先取りと大量学習で受かる」
こういったことを言っている人たちもいます。(指導者)
十分な数の生徒さんを受け持ったことがない人、でなければ、生徒さんの実態をみていない。「指示だけだしている人」たちだと思います。
なぜかというと、四谷大塚の偏差値で偏差値64以上の私立一貫校は先取りは当然しています。
中学受験の世界で偏差値64以上の学校(偏差値は四谷大塚)
さらにそのランクの生徒さんなら、中学受験のときけっこう上位です。
しかし、四谷大塚の偏差値で64以上の私立一貫校で、数学や英語に関して自分ではそれなりにやっているつもりだけど、数学・英語ガタガタかも、こういう人はかなりいるからです。
学校もナチュラルに先取り、市販問題集も配られている。
つまり学校自体で、「市販のものを、先取り・大量に」。
でもそれは、 四谷大塚の偏差値で64以上の私立一貫校の生徒さんでもうまくいきません。
そのランクでも、その手法では50%くらいの人がうまくいきません。
実際、高2などで、
既習分野の数学の問題だけど、埼玉大学の問題が解けない。(四谷大塚の偏差値で64以上の私立一貫校の生徒さん)
出題が素直めな(普通の)国立大学の英語の問題の本文、それを訳してもらうと、箇所によって出来がかなりブレる。
書ける箇所については、7点/10点くらいだけど、書けない箇所については和訳を書いてはいるけど採点すると「0点」にするしかない。
また英作文を書かせてみると、「これはまずい(一瞬で「0点」)」そういう英作文を書いている生徒さんもいます。(四谷大塚の偏差値で64以上の私立一貫校の生徒さん)
(レベルが高めの私立一貫校にいるのになぜそのままになるかというと、学校で配られているものの答えの暗記、それで学校のテストでは赤点にはならないからです。)
(埼玉大学の問題も解けない状態でも、学校での配布物の答えの暗記で、学校の評定は5とか6になる。)
(そのため、学校の成績では、実は「ガタガタ」になっていることが判明しない。)
四谷大塚の偏差値で偏差値64以上の私立一貫校に通っている高1生、高2生でもこうです。
(まずい状態であることの原因をつきとめ、修復する、これをしないままでいったら、埼玉大学も無理。)
その状態の高1、高2でそこから
「市販問題集でどこでも受かる」
「先取りと大量学習」
こんなことをさせたら、もっとグチャグチャになります。
(グチャグチャになって、イヤになって私大専願に。)
「市販問題集でどこでも受かる」
「先取りと大量学習」
個人塾やオンライン塾の塾長などでこういうことを言っている人たちがいますが、四谷大塚で偏差値64以上の私立一貫校の生徒さんを十分な人数指導したことがない人だと思います。
または、生徒さんの実態をみておらず「これをやれ、これをやれ」と「指示だけだしている人」、だと思います。
そういった個人塾、オンライン塾の実績を見てみてください。
東大、旧帝大の理系、一橋、東工大の合格者がいない。または、一年あたりだと各上位国立大学は0.3人とかしかいない。
ちゃんとチェックしたら(身に付き具合が)ガタガタ、なのにそこからさらに「市販問題集、速習、大量に」⇒生徒さんがさらにグチャグチャになって、イヤになって私大専願に。
そういうオンライン塾などではこうなってしまっていて、東大、旧帝大の理系、一橋、東工大の合格者がほとんどいない、になってしまっているのでしょう。
わたしたちはそんなことはしません。
<<当家庭教師センター全体での入試結果>>
2021年入試。
259人中。
東大、87名合格。
国立大学・医学部(医学科)54名、合格
*東北大学・医学部(医学科)、北海道大学・医学部(医学科)を含む。
早稲田大学:267人、合格(*複数学部合格をカウント)
慶応大学:178人、合格(*複数学部合格をカウント)
*慶応大学は、医学部(医学科)合格8名を含む。
ネット指導用の英語の教材をいろいろ作りました。月4回。
すでに、「ネット指導」も実施しています。(このブログのコメント欄からもお問い合わせ可能です。)
当ブログの筆者の略歴;
一橋大学・卒。(+東大・理2、再受験で合格。*再入学はできず。)
プロ家庭教師。
講師歴;サピックス、駿台予備校、医学部専門予備校、など。
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